日本モンキーセンターの研究活動
日本モンキーセンターが行なうさまざまな研究活動を紹介します。
独自の研究課題
(財)日本モンキーセンターは、野生、飼育霊長類に関するさまざまな研究活動を行なっています。現在以下のような研究課題にとりくんでいます。
- タンザニア共和国マハレ山塊国立公園における野生チンパンジーの長期野外研究
- ギニア共和国ボッソウ・ニンバ地域における野生チンパンジーの生態保全学的研究
- 大型類人猿の絶滅回避のための社会、自然科学的研究
- 飼育個体におけるチンパンジーの母子間交渉に関する研究
- 霊長類の咀嚼器についての機能形態学的研究
- 中新世霊長類の機能形態学的研究
- 博物館・動物園と学校の連携による教育プログラムの開発研究
- 霊長類の飼育と管理に関する研究
公表された研究成果:( 2008年度・ 2007年度・ 2006年度・ 2005年度・ 2004年度)
プリマーテス研究会
「プリマーテス研究会」は、(財)日本モンキーセンターが主催して年に1回行なわれる霊長類に関する研究会です。毎回テーマを設定し、幅広い分野の方に話題を提供していただき、活発な議論を行なっています。研究者だけでなく、一般の方も対象としています。参加資格はありません。多くの方のご参加をお待ちしています。
国際的英文学術雑誌 Primates
(財)日本モンキーセンターが編集、発行する英文雑誌「Primates」は、世界で最初の霊長類学専門学術雑誌です。河合雅雄による幸島のニホンザルにおけるイモ洗い行動の伝播に関する研究は、Primatesに発表されました。現在も国内、海外から多くの論文が投稿され、世界の霊長類研究を牽引しています。
研究利用(標本利用、園内観察)について
(財)日本モンキーセンターでは、飼育している動物や所蔵資料等を外部の研究者が研究利用できる機会を提供しています。 現在、骨格標本および臓器等の利用と貸出、園内展示動物の観察を受けいれています。研究利用には事前の申し込みが必要です。研究利用の詳細、申し込みはリサーチフェローまでお問い合わせください。
- 利用実績
リサーチフェロー
(財)モンキーセンターには、研究を専任とするリサーチフェロー2名(形態学系1名、生態学系1名)が在籍しています。日本の動物園で、専任の研究員を置いているところは極めて珍しいことです。リサーチフェローは、個別のテーマに基づく研究活動を行なうほか、モンキーセンターが所蔵する標本の管理、動物の飼育・管理に関する意見、外部研究者による研究利用のコーディネート、学術的な問いあわせへの対応を行なっています。
このほか、所長、園長、学芸員、獣医、飼育スタッフもそれぞれの分野に応じた研究活動を行なっています。
特別研究員・研修員制度
(財)日本モンキーセンターでは、外部の研究費による研究課題の遂行にあたり、任期付の特別研究員を採用することがあります。
また、大学の博士課程を修了した研究者を対象とした研修員制度もあります。詳細はお問い合わせください。