■JMC通信 2008年7月号(通算第1号♪)

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     J M C 通 信  2008年7月号(通算第1号♪)

      発行:財団法人日本モンキーセンター
        http://www.j-monkey.jp/

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■目次■----------------------------------------------------

□【JMC通信】創刊のご挨拶(園長 加藤 章)

□コラム「動物とはうごくもの」(主任学芸員 高野 智)

□イベント情報
  ・夏催事スタート!!
  ・シークレットガイド&ミュージアムガイド
  ・飼育係を探せ!
  ・自由研究お手伝い月間
  ・特別展「日本モンキーセンターをとりまく動物たち」

□webサイトより
  ・「学習利用のご案内」オープン
  ・「飼育室」更新中

□編集後記


■【JMC通信】創刊のご挨拶■--------------------------------
メールマガジン「JMC通信」創刊にあたり

メールマガジン「JMC通信」を創刊することになりました。少し複
雑な思いがあります。

Web配信は本当に時代に呼応した最適な手法なのでしょうか。まだ
まだ紙に変わるまでには至っていないように私は思います。じっく
り見直す、保存していつでも読み返すことができる、携帯性、保存
性など、まだ「紙の時代」ではないかと。

ヤシの実洗剤は少しだけ環境に優しいそうですが、原材料のアブラ
ヤシ栽培のためには貴重な熱帯雨林が回復不可能なまでにずたずた
に破壊されています。その姿を上空から眺めるとジャングルを犯す
癌組織の広がりに見え絶望的未来を予想させます。熱帯雨林を縫う
ように流れる大河には小山のように大木を積んだ船舶がひっきりな
しに行きかいます。それでも紙が必要であるのであれば、私たちは
それを無駄にしない生き方を考えるべきではないでしょうか。

そこで、まだ時代到来とはいえませんがWebマガジンを発行します。
ご一緒に考えていただければ幸いです。

   財団法人日本モンキーセンター附属博物館世界サル類動物園
                       園長 加藤 章


■コラム「動物とはうごくもの」主任学芸員 高野 智■---------

 生き物の進化では、しばしば気候変動が大きな役割を果たしてき
ました。人類も例外ではありません。

 想像してみてください。あなたは250万年前のアウストラロピテ
クスで、森の恵みに依存して暮らしています。ところが、近年気候
の乾燥化が進み、森が少なくなってきました。その時、あなたなら
どうしますか?

 石器などを工夫して、さまざまな食物を利用できるようにする、
あるいは強力な咀嚼筋と丈夫な歯を手に入れて、堅いものでも食べ
られるようにするなど、いろいろな答えがあるでしょう。

 ここに挙げた2つの例は、実際に起こったことですが、どちらの
答えもその当時のヒトの立場に身を置いたものとはいえません。

 森が縮小したときにまずやることは、「森が残っているところへ
移動する」です。動物として当然でしょう。しかし、私の問いかけ
にこの答えが返ってくることはまずありません。定住生活はホモ・
サピエンスの歴史でもごく最近のことですが、私たちの思考はすで
に定住生活に慣れきってしまっているようです。

 近年、地球温暖化が進行しているといわれます。その正否はとも
かく、北極圏の氷床などは確実に減少しており、そこに暮らすホッ
キョクグマは地球温暖化で絶滅する動物の象徴のように扱われてい
ます。

 そんな中、最近アイスランドでホッキョクグマが2度立て続けに
確認されたというニュースがありました。このニュースを聞いたと
きの私の感想は、「たくましいなあ」です。生息環境の変化に対応
して何百キロも海を渡ってきたのです。しかし残念ながら、クマは
人間の生息地を侵したかどで射殺されてしまいました。アラスカで
も、ホッキョクグマが人間の居住地に現れて問題になっています。
ホッキョクグマは環境の変化に合わせて行動しているのに、人間が
障壁になっているのです。このまま北極圏に閉じ込められていたら、
確かに絶滅してしまう可能性は高いでしょう。でも、それは地球温
暖化のせいでしょうか?

 生き物は環境の変化に敏速に対応しています。いちばん反応が遅
いのは人間ではないでしょうか。


■イベント情報■--------------------------------------------

●夏催事スタート!!

7/19(土)より夏催事がはじまります!
その中でも特にオススメな4つのイベントをご紹介します。

●シークレットガイド&ミュージアムガイド

園内で神出鬼没のミニガイド。
サルのヒミツにびっくりしたり、赤ちゃんザルに癒されたり・・・。
多い日には1日に30回以上開催されることも。(* 0 *)/
直前の放送をお聞き逃しなく。

●飼育係を探せ!

動物園内で飼育係を探せ!背中のヒントから答えのサルがわかった
ら、ビジターセンターのBOXへ。正解者の中から抽選で賞品も♪
8/13(水)〜17(日) 15:30〜

●自由研究お手伝い月間

夏休みの自由研究や工作にピッタリな、体験イベントを開催します。
各回とも13:30〜 材料費1人100円 人数制限あり

・動物の足型をつくろう! 7/24(木)、25(金)
・光合成ペンダントをつくろう! 7/28(月)、29(火)、8/6(水)
・骨のレプリカをつくろう! 8/11(月)、12(火)
・土の中の生きものを探そう! 8/19(火)

●特別展「日本モンキーセンターをとりまく動物たち」

ウシモツゴやオオサンショウウオなど、自然豊かな犬山を象徴する
動物たちが大集合!毎週土曜13:30〜は関連イベントも開催します。

ビジターセンター内特別展示室にて  〜8/31(日)まで

★夏催事詳細はこちら→http://www.j-monkey.jp/event/index.html


■webサイトより■-------------------------------------------

●「学習利用のご案内」オープン

子ども会のイベントで、学校の校外学習で、日本モンキーセンター
を活用していただくための、様々な教育プログラムをご紹介します。
「学習利用のご案内」のページはこちら↓
http://www.j-monkey.jp/education/index.html

●「飼育室」更新中!
最近の更新は・・・
vo158「男の子?女の子?」[2008.7.10更新]
vo157「桃!!」[2008.7.2更新]
vo156「こんにちわ!モモタです!」[2008.6.25更新]
「飼育室」はこちら→http://www.j-monkey.jp/keeper/


■編集後記■------------------------------------------------

満を持して、、、、記念すべき第1号の発行です!!

最上部のヘッダの部分、白黒のシマシマには“訳”があります。
「黒のリングはだいたい13本」「先っぽは黒で終わる」
さて、その“訳”とは!?

以前モンキーセンターには「友の会」がありました。今でも元「友
の会」の会員さんが園内で声をかけてくださることがあり、とても
うれしくなります。
また、東京などの遠方から、時には海外から、サルたちに会いに来
て下さるお客様もたくさんみえます。

このメールマガジンが、時間や距離を越えて、皆様とモンキーセン
ターをつなぐ架け橋になってくれることを願って、、、。(赤)

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発行:財団法人日本モンキーセンター
   〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26
   TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
   URL:http://www.j-monkey.jp ←登録・解除はこちらから
動物取扱業の表示:業種:展示 動尾第510号
登録:平成19年5月31日 有効:平成24年5月30日 取扱責任者:加藤章
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。)
公益財団法人 日本モンキーセンター
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26番地 TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
動物取扱業:公益財団法人日本モンキーセンター 愛知県犬山市大字犬山字官林26番地
業種:展示 動尾第510号 業種:貸出し 動尾第509号 登録:平成19年5月31日 有効:平成34年5月30日 取扱責任者:木村直人