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■「動物園長の部屋」オープンしました!

本日7/20(土)より、ビジターセンター内に「動物園長の部屋」がオープンしました。開園時間中はご自由にお入りいただけます。 動物園長の部屋では、趣味の生きもの(ヘビ、カメ、魚類など)を飼育していたり、さまざまな図書やコレクション、お友達の「さかなクン」からもらったお宝など、いろんなワクワクが詰まっています。 夏休みの自由研究や生きものについての相談、読書、休憩など、どんなご用でもお気軽にお立ち寄りください。“サル以外”のことならどんな質問にもお答えします。

[2024.7.20 動物園長 下村実より]

■第40回日本霊長類学会大会に参加しました!

7/12(金)~14(日)に仙台で開催された第40回日本霊長類学会大会に、学術部から林、高野、新宅、赤見が、附属動物園部から奥村、高田が参加しました。ポスター発表では林が大学生の行動観察実習について、高野が霊長類和名リスト改訂について、赤見が生息地へのフィールドツアーについて、奥村がヤクシマザル歴代アルファオスの年齢等について発表しました。日本モンキーセンターの資料を用いた共同研究や、園内で調査した中高生の発表(うち2件が優秀ポスター発表賞受賞!)などもたくさん!最新の研究動向や活発な議論に触れ、充実した3日間でした。

[2024.7.19 学術部 赤見理恵より]

■チベットモンキーとハイイロウーリーモンキーが引っ越しました

本日6/18(火)に、チベットモンキーのメス、ミートと、ハイイロウーリーモンキーのオス、アッサムとダージリンが、よこはま動物園ズーラシアへお引っ越ししました。トラブルなく、落ち着いた様子で搬出作業ができました。雨の中、多くの方に見送られ出発しました。無事に到着して、新しいくらしにも早く慣れ、楽しく過ごしてくれたら嬉しいです。

[2024.6.18 附属動物園部 アジア館、南米館担当より]

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■アビシニアコロブスが出産しました!

6/11(火)にアビシニアコロブスのイロハが出産しました。イロハは初産のためうまく抱いてくれるか心配でしたが、しっかり抱いてくれていて子も元気そうです。アビシニアコロブスのオトナたちは白黒でまっすぐな体毛ですが、新生児のうちは白色でカールした毛をしていて、数カ月で徐々に色が変わっていきます。コロブスのなかまは母親以外のメスが子を抱くことも多く、イロハ以外が抱いていることもありますが、気が付いたらイロハの元に戻って乳を吸っていますので安心してください。子の毛色の変化と子の成長を温かく見守ってください。

[2024.6.18 附属動物園部 星野智紀より]

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■ボリビアリスザルが出産しました!

6/3(月)にリスザルの島でボリビアリスザルのハスが出産しました! リスザルの島では2年ぶりの出産です。名前はまだ決まっていませんので、決まりましたら紹介させていただきます。体の小さい子どもを遠目で見つけるのは難しいかと思いますが、母親の背中にしっかりとしがみついて島の木々を移動する姿をぜひじっくりと観察してみてください!

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[2024.6.10 附属動物園部 工藤大輝より]

■クラウドファンディングへのご支猿ありがとうございました!

日本モンキーセンターでは、2024年4月1日から5月31日まで「動物たちのくらしをまもり、未来へつなぐ!」と題してクラウドファンディングに挑戦してきました。多くの方からご支猿を賜り、5月14日には当初の目標額1,070万円を達成し、最終日までに1,000名近い方からネクストゴール1,594万円を超える約1,647万円(6/2現在)にのぼる支猿金をいただきました。また、支猿者のみなさまからの心温まるコメントにも大いに励まされました。心より感謝申し上げます。今後、いただいたご支猿をもとに、動物たちのくらしをまもり、未来へつなぐ活動を進めて参ります。随時ご報告していきますので、引き続き応猿よろしくお願いいたします。

[2024.6.2 クラウドファンディングチーム一同より]

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■雑誌モンキー9巻1号を発刊しました!

雑誌モンキー、復刊後9年目を迎えました!今号のテーマは「水」です。今年4月に着任した下村園長は長らく水族館業界で活躍してきたこともあり、巻頭グラビアやいくつかの記事は水の生き物に関する内容で集めてみました。とくにグラビアにはついにまったく霊長類が登場しない回に。そのぶん、表紙は超レア種のサルが飾っています。ちょっと変わった9巻1号、お楽しみに!

[2024.6.1 学術部(兼) 綿貫宏史朗より]

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■アビシニアコロブスのラテが帰ってきました

4/17(水)にアビシニアコロブスのラテが帰ってきました。 2014年の11/28にブリーディングローンで鹿児島県の平川動物公園へ引っ越ししていましたが、約10年ぶりにJMCへの復帰になります。世代が代わり出て行った当時の個体はいませんが、イロハ・レナの母親たちと年齢が近いため、今後2頭が出産した時には一緒に子育てをしてくれるのではないかと期待しています。現在は群れに入るために1頭ずつとお見合いを進めています、お披露目までもう少しお待ちください。

[2024.4.29 附属動物園部 星野智紀より]

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■シロガオオマキザルに赤ちゃんが生まれました!

4/23(火)にシロガオオマキザルのニコールが出産しました。オマキザルのなかまは4~5歳ほどで性成熟を迎えますが、ニコールは今年20歳にして初めての出産です。子どもの名前は「ツツジ」に決まりました。シロガオオマキザルの誕生は日本モンキーセンターでは18年ぶりとなります。当園で飼育しているシロガオオマキザルはいずれも子育ての経験がありません。ご来園くださるみなさまには、ニコール、ツツジ親子およびシロガオオマキザルたちを静かに見守っていただければ幸いです。

[2024.4.28 附属動物園部 高田晃行より]

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■澤田酒造コラボ第8弾!

今回のコラボは念願のゴリラの「奇跡のみかん」を搾ってつくったお酒です!!2023年12月28日に摘み取りをした「奇跡のみかん」の一部(93.24kg)を持って、3月29日、30日に澤田酒造(常滑市)にチーム泥酔の2名が出向き、酒蔵のみなさんと一緒に手作業で搾りました。この果汁と白老の純米酒を混ぜてできたのが「タロウさんとこのみかんのおさけ」です。限定90本をミュージアムショップで販売します。ロックでも炭酸で割ってもスッキリ、爽やかで美味しいですよ。

[2024.4.20 チーム泥酔より]

■附属動物園長に下村実が就任しました

日本モンキーセンター附属世界サル類動物園 新園長に 下村 実(しもむら・みのる)が就任しました。下村新園長は、京都水族館・館長、四国水族館・飼育展示部長などを歴任し、日本の水族館業界を牽引してきました。水族館で培った生物保全・研究・経営などのスキルを活かし、当世界サル類動物園の発展に貢献してまいります。

※下村新園長の就任により、伊谷原一所長の園長兼任が解任となりました。引き続き、所長は伊谷原一、理事長兼博物館長は山極壽一が務めます。

[2024.4.1 所長 伊谷原一より]