動物ふれあい施設「KIDSZOO」を終了することといたしました。 KIDSZOOは動物たちの福祉を保証しつつ、教育効果を高めることを目的として実施してきました。しかし、それを実践・継続するためには多くの労力と費用が必要であり、それを確保することが難しい状況です。 現在、KIDSZOOで飼育している動物たちは、かれらを必要としてくれている動物園や水族館、教育施設に搬出を進めていますが、行き場のない老齢個体などについては、引き続き大切にケアしていきます。なにとぞご理解を賜りますようお願いいたします。 KIDSZOOの閉鎖に伴い、スポットガイドや団体向けの教育プログラムも終了いたします。代わりに霊長類を学ぶ教育プログラムをさらに充実させていきますので、学術部までお問い合わせください。 また、KIDSZOOの敷地は新たに「くすのきの森」として生まれ変わりますし、一部の動物たちの飼育・展示、ツリーハウスの運営は継続します。シバヤギやリクガメにエサをあげることができる「もぐもぐ体験」は、動物が他の施設へ移動するまでの間、土日祝日に実施いたしますので園内看板やwebページ等をご確認ください。 今後とも日本モンキーセンターをよろしくお願いいたします。 2020年3月31日
公益財団法人日本モンキーセンター 園長 伊谷原一 [2020.3.31]
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2019年9月に開催しました「第3回 モンチャレ!」でパーフェクト賞を獲得した皆様へ 新型コロナの影響を受けて、2月末より「飼育員と一緒におやつをつくろう!」の開催を中止しています。そのため、お渡しした体験チケット(2020年3月末期限)がご使用いただけません。 イベント再開の見通しがつかないため、チケットをお持ちいただいた方には、ビジターセンターで「カンバッジ」と引き換えさせていただきます。(交換期間:2020年6月29日(月)まで) 体験を楽しみにされていた方々には大変申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 [2020.3.26 「モンチャレ!」開催担当]
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モンキーバーにて新メニュー「ロリスカステラ」の販売が始まりました。
スローロリス保全センターからのメッセージカード付きです。
スローロリスがおかれている現状を知り、一人ひとりができることを考えるきっかけになれば幸いです。な
お、売上の一部は、スローロリス保全センターがおこなう情報発信などの活動に役立てられます。 >>詳しくはスローロリス保全センターのページへ [2020.3.20 学術部 田和優子より]
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[2020.2.29 公益財団法人日本モンキーセンターより]
現在発生している新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けまして、下記のとおり臨時の休園日を設けさせていただきます。 ■臨時休園日 : 3/3(火)、3/4(水)、3/11(水) ※3/10(火)は予定どおり休園させていただきます 従いまして、3月中の休園日は、3/3(火)、3/4(水)、3/10(火)、3/11(水)の4日間となります。 今後の状況によっては、さらに営業規模を縮小するばあいもありますので、ご来園前に公式サイトの情報をご確認ください。 お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 [2020.3.1 追記]
【臨時休園日の追加について】 新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、以下のとおり追加の臨時休園日を設けさせていただきます。 ■追加の臨時休園日 : 3/17(火)、3/18(水)、3/24(火)、3/25(水)、3/31(火) 3月中の休園日は、3/3(火)、3/4(水)、3/10(火)、3/11(水)、3/17(火)、3/18(水)、3/24(火)、3/25(水)、3/31(火)の9日間となります。 今後の状況によっては、さらに営業規模を縮小するばあいもありますので、ご来園前に公式サイトの情報をご確認ください。 お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 [2020.3.15 追記]
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タンザニアの精霊「シェタニ」は時に人を助けることもすれば、悪さをして困らせることもある存在と言われています。本展ではタンザニアの現代アーティストの手による色とりどりの絵画や漆黒の彫刻を展示し、個性豊かなシェタニ達の世界をご覧いただきます。 >>詳しくは特別展のページへ [2020.3.14 学術部 新宅勇太より]
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3/6(金)に南米館ホールでくらしていたアカテタマリン2頭(プラキオ♀、キキ♀)と、コモンマーモセット1頭(ピンキー♀)が群馬サファリパークへと旅立ちました。 南米館ホールが少し寂しくなりますが、新しい場所で新しい仲間との新しい生活をとても楽しみにしています。 [2020.3.11 附属動物園部 武田康祐より]
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今号では、2019年11月2日に日本モンキーセンターで上映会を開催した映画「森の学校」を手がけた西垣吉春監督にご寄稿いただきました。映画の原作である河合雅雄先生の『少年動物誌』との出会いや、子どもたちへの思いがつづられています。 また、チンパンジーの寿命など最新のトピックに関する記事も掲載。充実の連載ラインアップとあわせて、ぜひお楽しみください。 [2020.3.1 学術部 高野 智より]
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2/21(金)〜2/24(月・祝)、2回目となる笹ヶ峰ニホンザル調査に行ってきました! 1月の調査ではサルの姿も痕跡も見つけることができませんでしたが、 今回は1日目にドローンでサルの姿をとらえ、2日目には双眼鏡で、3日目には比較的近くから目視で 観察することができました。 雪に閉ざされた真冬の笹ヶ峰で、サルたちはどのように越冬しているのでしょう? 今回の調査で冬の食物の一部を確認することができました。 今後も調査を続けてまいります。 ※この調査はトヨタ環境活動助成プログラムのご支援で実施しています。 [2020.2.26 学術部 赤見理恵より]
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2/18(火)〜2/20(木)、京都大学野生動物研究センター熊本サンクチュアリに行ってきました。
ここには現在52人のチンパンジー、6人のボノボが暮らしています。
彼ら一人ひとりの状況に合わせた群れ管理、福祉向上のためのさまざまな取り組み、ふだんの健康チェックと蓄積されたデータの活用など、
ヒトとほとんど同じである彼らと向き合ううえでの考え方を学びました。
また、チンパンジーの手術にも立ち会わせていただき、ベテラン獣医の多様なアイデアと引き出しの多さに感銘を受けました。
「大型類人猿は大声を出して笑う動物。だからできるだけ笑わせてあげよう。」という言葉が最も印象に残っています。
モンキーセンターだけでなく、全国・全世界の動物園で同じ思いを共有すべく、これからも活動していきたいと思います。
[2020.2.26 学術部 田和優子より]
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2/14(金)はWorld Bonobo Dayです。チンパンジーと同じく私たちヒトともっとも近い現生種であり、
絶滅が心配されるボノボのことをもっと知って、保全への関心を高めよう、という日です。
そこでビジターセンター内に、私が2015年から継続しているコンゴ民主共和国での
ボノボ調査で撮影した写真を集めました。アフリカの森とボノボ、そして調査の様子から、
ボノボについてさらに興味をもっていただければと思います。
[2020.2.15 学術部 新宅勇太より]
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1/28(火)〜1/31(金)の日程で、宮崎県の幸島へニホンザルの研修に行ってきました。
研修初の試みとして幸島でテント泊をおこない、ニホンザルの生息する環境の過酷さを肌で感じることができました。 霊長類学発祥の地といわれる幸島を訪れたことで、ますます霊長類学を学びたい気持ちが増しました。 学ぶだけでなくこの経験を来猿者へ伝えられるよう頑張りたいです。 [2020.2.4 附属動物園部 武田康祐より]
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オーストラリアの動物を研究する早川アドバイザーが「NHK総合・クローズアップ現代+」に出演します。
大規模な森林火災により、オーストラリアの生態系に大きな影響を受けています。
現地で取材された映像とともに研究の立場からコメントをします。 オーストラリアで被災されている皆様にお悔やみを申し上げるとともに、 いちはやい自然環境と動植物の回復を祈っています。 NHK総合 1/30(木) 22:00〜 NHK クローズアップ現代+「オーストラリア どうなる未曾有の森林火災」 >>詳しくはNHK クローズアップ現代+のサイトへ [2020.1.28 アドバイザー 早川卓志より]
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1/20(月)〜1/24(金)、新潟県妙高市笹ヶ峰の京大ヒュッテを拠点としたニホンザル調査に行ってきました!
今年は雪が少ないとはいえ、笹ヶ峰は一面銀世界。山スキーやドローンを使ってニホンザルを探しました。 2019年3月には雪の上を走るニホンザルの群れを目撃しましたが、 今回の調査ではニホンザルの姿や痕跡を見つけることはできませんでした。 この調査はトヨタ環境活動助成プログラムのご支援で実施しています。 積雪期の笹ヶ峰でサルたちがどのようにくらしているのか(もしくはどこかに移動しているのか)、今後も調査を続けてまいります。 [2020.1.25 学術部 赤見理恵より]
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12/17(火)〜12/19(木)の3日間、年に一度、全国の動物園飼育関係者が集まり研究成果や取り組みなどを発表する研究会に出席してきました。
私もニホンザルの取り組みについてポスター発表しました。
育児放棄により人工哺育になったニホンザルが少しでも早く同種の個体と暮らせるように代理母をもちいて早期に社会復帰できた取り組みです。
今回私が発表したポスターの内容をみなさまにも何らかの形でお伝えできるようにしたいです。 たくさんの方々とお話ができ、各園館での情報共有は大切だと感じました。 [2019.12.21 附属動物園部 大島悠輝より]
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園の人気者、シロガオサキのモップくんデザインの靴下ができました! 表面はあの白黒の顔、裏面は果物を拾っては落とすあの細長い手になっています。 表面の顔もじっくり見ると、いつも頭の上でちょんちょんちょんと立っている寝癖のような毛もあります。 なかなか『通』好みのデザインにしたつもりです。 ビジターセンターで販売中です。頭の毛は間近で見ないとわかりませんので、ぜひ本物を見にきてください!! [2019.12.19 学術部 江藤彩子より]
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Tシャツに引き続きLINEスタンプを作りました。 スタンプとして使いやすい言葉選びから始め、その言葉を表す種を選んでいきました。 今回もスタッフに意見をもらいつつイラストを描いたのですが、不思議なことにTシャツのときよりアドバイスが多くて細かい。 ですが、そのアドバイスのおかげでよりアクティブな動物を描くことができました。第二弾…第三弾と続けていけたら嬉しいです。 [2019.12.17 附属動物園部 阿野隆平より]
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11/25(月)〜11/28(木)にタイのチェンマイで開催された第7回アジア動物園教育者会議に参加してきました!
今回のテーマはPLEARN (Play and Learn with Education in Asia through Research for Nature)。
タイだけでなくカナダ、UK、台湾、韓国、香港、インド、インドネシアなどから動物園教育に関わる方が集まり、
ダンスや手話を使った教育活動、サマーキャンプやエコツアーなど多彩な教育活動の事例を共有しディスカッションしました。
[2019.12.7 学術部 赤見理恵より]
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今号ではボルネオに関する記事が3件も!植物、比較認知、飼育という異なる視点から見たボルネオの自然をお楽しみください。
表紙もボルネオのメガネザルです。 また、先号から始まった親善大使・竹下景子さんの短期集中連載「今日もOSARU日和」では、キュータロウ(シロテテナガザル)と ミカン(ボリビアリスザル)への愛情あふれる文章を綴ってくださいました。 他にも、たき火にあたるサルの歴史や、ネパールラング-ルのお話など盛りだくさんです。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2019.12.7 学術部 赤見理恵より]
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11/27(水)〜11/30(土)の4日間、ヤクシマザルのふるさと屋久島へ行ってきました。
初日に屋久島入りするはずが飛行機の機械トラブルで鹿児島泊まりとなり、
上陸するまでたどり着けるのか不安でしたが、天気にも恵まれ多くのサルたちと出会うことができました。
西部林道のサルは車が来ても逃げることなく、道路の真ん中でのんびりグルーミングしていました。
屋久島の自然とそこに暮らす人々との交流もでき、充実した研修となりました。
[2019.12.6 屋久島研修第11班 根本、星野、市原より]
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11/10(日)に、フクロテナガザルのキウイ♂が鹿児島市平川動物公園へ婿入りのために旅立ちました。 昨年の7月から家族の元を離れて1人ぐらしをしていたキウイ。 ありがたいことに良い縁談がまとまり、今回の搬出となりました。キウイがどんな家族をつくるのか、これから楽しみです。 [2019.11.13 附属動物園部 石田崇斗より]
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徐々にレイコのお腹が大きくなってくるなーと思っていたところ、10/30(水)、子どもが無事に誕生しました。
生まれたばかりは親と違って、体毛が白く、顔がピンク色です。
レイコのお腹にしっかりしがみつきながらも、クモザルらしく、しっぽがグニョグニョ動いています。 レイコにとっては9頭目の子どもです。無事に育つよう、温かく見守ってください。 [2019.11.7 附属動物園部 田中ちぐさより]
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11/2(土)〜11/5(火)の日程で、京大モンキーキャンパス受講生有志11名とスタッフ2名(辻内、赤見)で、
宮城県の金華山に行ってきました! ニホンザルの調査地は数あれど、餌付けされていない本当の野生のニホンザルをじっくり観察できるのは金華山ならでは。 シデやカヤの実、レモンエゴマなど多様な食べものをゆっくり食べている穏やかな姿が印象的でした。 さらに長年金華山で研究を続けておられる伊澤紘生先生に直接ご指導いただき、とっても贅沢な研修となりました。 本研修実現に力を貸してくださったみなさま、ありがとうございました! >>ブログ「飼育の部屋」での報告へ [2019.11.6 学術部 赤見理恵より]
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飛行機乗り継ぎ20時間以上!9/6(金)から10日間タンザニア研修にスタッフ2名で行ってきました。
ゴンベ国立公園ではチンパンジーの色々な姿を見てきました。
子ども同士で遊ぶ姿が可愛すぎてずーっと見ていられました。
セルー動物保護区では赤土の大地にテレビでしか見たことのないキリンやゾウ、ライオンの姿を見ました。
中でも感動したのが、写真のアンゴラコロブス!
夕日に照らされ、背中の白い毛をなびかせて木々を飛んでいく姿はとても美しかったです。
この経験を今後のモンキーセンターのために還元していきます。 [2019.10.24 事務部 安倍由里香より]
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オランウータンが生息する自然環境の保護や、
現地のコーヒー生産者の生活を豊かにすることを目指したオランウータンコーヒープロジェクト。
スマトラオランウータンやタパヌリオランウータンが生息するスマトラ島で丁寧に生産されたこのコーヒーを、
モンキーセンターでも購入できるようになりました! 香りが強く、しっかしとしたコクのおいしいコーヒーです。 >>詳しくはオランウータンコーヒーのサイトへ [2019.10.19 学術部 赤見理恵より]
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犬山の地ビール「犬山ローレライ麦酒」さんのビールを
キツネザルフェスティバル限定ラベルで販売します! ピルスナーはワオキツネザルで、背景にバオバブを、 ヴァイツェンはクロシロエリマキキツネザルで、背景に旅人の木を描きました。 このビールをきっかけにキツネザルやマダガスカルに興味を持っていただけたら嬉しいです。 [2019.10.17 学術部 江藤彩子より]
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昨年作ったチンパンジー手ぬぐいに続き、キツネザルの手ぬぐいができました! モンキーセンターで飼育しているワオキツネザル、クロキツネザル、クロシロエリマキキツネザル、ブラウンキツネザルの4種類がちりばめられているデザインです。 1枚1000円でビジターセンター内のショップにて10月より販売しています。 [2019.10.17 学術部 江藤彩子より]
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10/14(月・祝)よりビジターセンター内に、NPO法人オランウータンリサーチセンターによる企画展「スマトラ島のオランウータン」がオープンします! スマトラ島にはスマトラオランウータンのほか、2017年に新種として記載され話題になったタパヌリオランウータンも生息しています。 この2種の紹介に加え、保護されたオランウータンの事例や、現地で保全に関わる方々の声なども紹介された、見応えある企画展です! >>オランウータンリサーチセンターのサイトへ [2019.10.13 学術部 赤見理恵より]
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10/2(水)から10/5(土)まで新潟県妙高市の笹ヶ峰に研修に行ってきました。 野生ニホンザルを観察することができました。道路を歩いているところから木に登りヤマブドウやヤチダモの種子を食べては休んでまた食べて、 最後は木から降りて森に帰っていく一連の様子を観察でき、感動したとともにとても勉強になりました! 今回見て・体験して、勉強できたことを活かしていきたいと思います! >>ブログ「飼育の部屋」での報告へ [2019.10.8 附属動物園部 大島悠輝より]
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9/20(金)〜9/22(日)に京都大学 霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院(PWS)主催の国際シンポジウム
「The 12th International Symposium on Primatology and Wildlife Science」
が日本モンキーセンターにて開催されました。
今年は京都大学霊長類研究所 国際共同先端研究センター(CICASP)設立10周年にあたり、
これまでの活動・成果等に関する講演がありました。 >>京都大学PWSのサイトへ >>国際共同先端研究センター(CICASP)のサイトへ [2019.9.25 学術部 田和優子より]
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9/9(月)にワオキツネザル♂チャイ(7才)が鞍ヶ池公園へ出発しました。
ちょっぴり控えめな性格で、エサを与えるときは他の個体より一歩後ろでくれるのをじっと待っているような個体でした。
特に毛並みはモンキーセンターで一番モフモフしていて、尻尾はボリュームがあるとても美しい体をしていました。
仲の良い個体を後ろからハグしてのんびり過ごしているのがとても印象的でした。
こんな愛らしいチャイに会えなくなるのはとてもさみしいですが鞍ヶ池公園で新しい仲間と楽しく幸せに暮らしてほしいと願っています。 >>ブログ「飼育の部屋」へ [2019.9.18 附属動物園部 市原涼輔より]
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今まで大人サイズのワオキツネザルの帽子しかありませんでしたが、
子どもサイズが欲しいという要望にお応えして、子どもサイズのリスザルの帽子ができました! 耳を大きめにしたので、かぶって正面から見ると可愛いです。 ビジターセンター内ミュージアムショップにて販売中です。 [2019.9.17 学術部 江藤彩子より]
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新しい特別展のテーマは骨。骨を愛するキュレーターがご案内する骨の世界です。
日本モンキーセンターが所蔵する世界有数の霊長類骨格標本コレクションを大公開。
100種におよぶ霊長類の頭骨の多様性やロコモーションの多様性、生老病死など、骨にまつわるさまざまなトピックを取り上げています。 中でも力を入れたのはロコモーションのコーナー。 霊長類の移動様式の多様性を交連骨格で紹介しました。骨マニア垂涎の展示です。お見逃しなく! >>詳しくは特別展のページへ [2019.9.14 学術部 高野智より]
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8/18(日)に、株式会社モンベルと公益財団法人日本モンキーセンターとのあいだで包括連携協定を締結しました。 この協定をもとに、両組織の強みを相互に活かして、自然環境保全意識の向上や、 野外活動を通じて子供たちの生きる力を育むことなどを目的とし、協力して活動を進めていきます。 >>プレスリリース資料へ >>株式会社モンベルのページへ [2019.9.7 事務局長 林美里より]
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米科学誌「サイエンスアドバンス」オンライン版に、京都大学とオックスフォード大学との共同研究の成果が掲載されました。 ギニア・ボッソウの野生チンパンジーの長期映像記録をもとに、2000年から14年間の画像をAIに学習させ、 野生チンパンジーの自動顔認証によって9割以上の精度で個体識別に成功しました。 >>詳細は京都大学霊長類研究所のページへ [2019.9.6 学術部 林美里より]
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今号から、日本モンキーセンターの親善大使となられた竹下景子さんの短期集中連載「今日もOSARU日和」が始まりました!
第1回のタイトルは「モップくん と ザルバ様」。やさしさあふれる文章でサルたちの魅力を語ってくださいました。 また、2018年のお正月にスタートした干支の動物にちなんだ特別講演会と連動し、昨年と今年の干支が登場。 イヌとヒトの関係のお話、台湾のイノシシとヒトの関係のお話を掲載しました。 そのほか、勝山集団のニホンザルのゴシップもあれば、先生方の学生時代のお話まで…!ぜひお楽しみください。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2019.9.1 学術部 田和優子より]
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NHK総合の番組『チコちゃんに叱られる!』で、アドバイザーの早川卓志がインタビューを受けました。
コアラの生態の秘密について、お話しをさせていただきます。
サルと同じく、コアラも樹上で生活する似て非なる哺乳類です。 9/6(金)の19:57(再放送9/7(土)の午前8:15)からの放送です。 東海地方を含む一部地域では再放送の土曜日のみの放送となります。 ぜひご覧ください!! >>NHK総合の番組ページへ [2019.8.31 アドバイザー 早川卓志より]
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8/22(木)〜8/30(金)の日程で、ボルネオ島とマレー半島を訪問し、野生と飼育下のオランウータン、そして様々な野生動物を観察しました。
朝から夕方まで森に入り、ヒルのいる森の中でずっと同じ個体を追跡したり、野生の果物を食べたりすることで、熱帯雨林という環境を肌で感じることができました。
これらの貴重な経験は、飼育下で役立てるだけでなく、スポットガイドやブログを通じて発信していきたいと思います。 >>ブログ「飼育の部屋」へ [2019.8.31 附属動物園部 舟橋昂より]
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フランスの写真家と動物行動学者らによるプロジェクトで、園内の無料休憩所にサルの写真展がオープンしました!
この写真展は日本では東京恵比寿の日仏会館に続いての開催で、先行して出版された写真集の中から秀作22点を展示します。 豪雪を生き抜き、時には温泉にも入るサルの姿は、 日本の豊かな自然や四季とも重なり「スノーモンキー」として海外からの注目を集めています。 サルのいない国、フランスから見たサルたちの姿を通して、身近なサルの魅力を再発見していただければ幸いです。 >>プレスリリース資料へ [2019.8.1 学術部 赤見理恵より]
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7/17(水)にボリビアリスザルが1頭生まれました。
お母さんは2013年生まれのハルです。 ハルは昨年も妊娠していましたが、残念ながら死産でした。今年は無事に生まれてくれて、とても嬉しいです。 おそらく、今年のリスザルの出産は1頭だけなので、群れのみんなにちょっかいをかけられたり、遊んでもらったりしながら、かわいがられ、成長していくことでしょう。 ハルにとっては初めての子育てなので、無事に育ってくれるよう、見守っていきたいと思います。 >>飼育の部屋の紹介ページへ [2019.7.18 附属動物園部 田中ちぐさより]
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4月に1年生全員が来園してくれた明和高校ですが、その中の有志が7/17(水)に「一日研究員体験」として再度来園しました。
今回はじっくり時間をかけて、ボリビアリスザルの行動について仮説を立て、行動観察、結果集計、考察、発表までおこないました。 3つのグループそれぞれにグラフの書き方や発表方法も工夫され、感心しました。 研究者の仕事や研究のおもしろさを感じていただけたらうれしく思います。 [2019.7.18 学術部 赤見理恵より]
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7/12(金)〜7/14(日)に、熊本で第35回日本霊長類学会大会が開催されました。 各分野の研究者が研究成果を持ち寄るだけでなく、今回は熊本県内からも全国からも 熱心な高校生が集まり、自由集会やポスター発表で活躍していたことが印象的でした。 この大会の最後に、来年度の大会会場が愛知県の中部大学となることが告知されました。 日程は7/17(金)〜7/19(日)の予定です。日本モンキーセンターも大会運営に関わる予定です。 一般参加も可能で、公開シンポジウムも予定されていますので、今のうちにぜひ予定を入れておいてください! >>第36回日本霊長類学会大会のページへ [2019.7.18 学術部 赤見理恵より]
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オーストラリア博物館研究所の所長で、
京都大学野生動物研究センター招聘教授の、
レベッカ・ジョンソン先生にモンキーセンターを案内しました。 ジョンソン先生は、コアラの研究で著名な方です。 モンキーセンターの研究・博物館活動や、 エンリッチメントの実践などに、アドバイスをくださいました。 オーストラリア博物館とモンキーセンターとの連携に、 繋がるきっかけになればと思います。 [2019.7.12 アドバイザー 早川卓志より]
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7/12(金)から熊本で開催される日本霊長類学会大会に先立ち、7/11(土)に熊本県八代高校にて
「動物たちから学ぶこと〜霊長類の家族進化論と動物園の仕事〜」と題して講演をしてきました。
日本霊長類学会の大会に合わせて開催される「サルのなぜ?なに?!授業」の一環です。 霊長類学のおもしろさや、動物に関わるさまざまな仕事や立場について、 知ったり考えたりする機会になれば幸いです。 [2019.7.12 学術部 赤見理恵より]
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2019年7月、英国のNGO「WILD WELFARE」から講師2名を招き、
札幌円山動物園を会場に日本動物園水族館協会(JAZA)主催の動物福祉ワークショップ(WS)が開催されました。
全国から約40名の動物飼育関係者が集まり、2日間のコースで自園館の動物福祉評価ができるようになることが主な目的です。
一昨年から始まったこのWSも今回が4回目となります。
わたしは、5年前からJAZAの倫理福祉部員の立場でこのWSの運営に関わってきました。
JMCからは昨年度、綿貫キュレーターと田中主任が参加しています。 ※写真は冒頭の講師挨拶の様子。このWS開催のニュースは地元のTVと新聞で報道されました。 [2019.7.6 木村直人より]
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6/28(金)から7/1(月)の4日間、京都大学 霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院の妙高高原笹ヶ峰実習に、飼育員の武田さんとともに参加させていただきました。
事前の予報では全て雨でしたが運良く晴れ間があり、この時期でも雪の多く残る火打山を12時間かけ、大自然の中を登山したり、
飼育下や餌付け群ではない野生ニホンザルの群れにで出会うことができ、じっくり観察してきました。 詳細は「飼育の部屋」でも紹介しています。 >>飼育の部屋での報告はこちら >>写真や動画はこちらにも [2019.7.4 附属動物園部 星野智紀より]
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アイのスカーフ賞(女性霊長類学者賞)は、チンパンジーやほかの霊長類を対象に研究や保全や福祉に生涯を捧げている女性研究者に贈られます。 このたび7/14(日)の「世界チンパンジーの日」を目前に、ジェーン・グドール、松沢哲郎、山極壽一、カレン・シュトライヤーの4人からなる選考委員会で、 クリケット・ザンツさんを2019年の受賞者として選びました。 >>詳しくはアイのスカーフ賞のページへ [2019.7.4 所長 松沢哲郎より]
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6/22(土)〜6/25(水)に京都で開催された第14回国際環境エンリッチメント会議(The 14th International Conference on Environmental Enrichment:ICEE2019)に
参加してきました。 ICEEは2年に1度開催される会議で、日本初開催でした。 国際会議のため全てのプログラムが英語で、日本モンキーセンターからは10名以上のスタッフが参加しました。 私は発表していませんが、国内や世界各地の動物施設が行う環境エンリッチメントについて学ぶことができ、とても良い経験となりました。 [2019.7.3 附属動物園部 武田康祐より]
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京都で開催されていた国際エンリッチメント会議のポストコングレスツアーとして、
6/27(木)に海外の動物園や大学から11名の方が霊長類研究所とJMCを訪問しました。 JMCでは、世界の福祉基準からはほど遠い飼育施設に難しさを感じながらも、 飼育員が日々おこなっているエンリッチメントの努力に応援の言葉をたくさんいただきました。 マーモセットのフィーダーづくりも一緒に体験していただき、貴重な交流の機会となりました。 [2019.6.30 学術部 赤見理恵より]
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6/9(日)に、竹下景子さんの親善大使就任記念イベントを開催しました。 サルたちの写真に縁どられたユニークな委嘱状授与式のあと、松沢哲郎所長との対談形式でトークショーをおこないました。 モンキーセンターの魅力や、支えてくれる人たちの大切さなど、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。 これからも、親善大使として心強いサポートを継続していただきます。 [2019.6.10 学術部副部長 林美里より]
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ツイッターを盛り上げる会プロデュースによるTシャツ第一弾をユニクロのUTme!で販売開始しました。
同じデザインで子供用のTシャツ、トートバッグ、スウェットなども購入できます。 詳しくはこちらを。 >>公式Twitterへ [2019.6.10 アドバイザー 北原愛子より]
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京都大学霊長類研究所の今井啓雄教授、糸井川壮大氏(大学院生)、早川卓志(北海道大学助教、JMCアドバイザー)らの研究グループは、
アルブチンという梨やコケモモなどに含まれている苦味物質が、
クロキツネザルやエリマキキツネザルの味覚においては苦味抑制物質としてはたらくことを解明しました。 当園のクロキツネザルにおける行動調査で確かめられました。 キツネザルの味覚の生態や進化の深い理解に繋がるでなく、キツネザルへの給餌や投薬の検討にも貢献できると考えられます。 写真は研究に参加したクロキツネザルのサンです(提供:糸井川壮大氏)。 >>京都大学のサイトへ [2019.6.7 アドバイザー 早川卓志より]
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復刊したモンキーも4年目に入り、今号から新連載が始まりました。
1つは京都大学野生動物研究センターの村山先生、そしてもう1つは
中部大学創発学術院の牛田先生に書いていただいています。
そしてその他の内容もノーベル賞の授賞式、環境経済学、
ニューギニアにザンジバルと霊長類以外も盛りだくさん。
ぜひご覧ください。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2019.6.1 学術部 新宅勇太より]
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いつも南米館のフサオマキザルたちに会いにきてくださっている友の会会員の青木朋子さんによる、小さな絵画展がオープンしました。 会期:6/1(土)〜6/30(日) 場所:ビジターセンター内 企画展示室 青木さんからは以下のコメントをいただきました。 「遠くを見つめるそのたたずまいに、レンブラントを見、めくるめく動くそのしらべにモーツァルトを聴く。 私にとってフサオマキザルは、おもろうて、やがて悲しい“天才”ザルなのです。」 [2019.6.1 学術部 赤見理恵より]
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5月18日、19日に名古屋市の吹上ホールで開催された「モンベルフレンドフェア」に出展してきました。 ゴリラの骨格標本(レプリカ)や毛皮標本を使ってモンキーセンタ−や霊長類の話をしました。 遠足で来てくれた方、普段からモンキーセンタ−に遊びにきてくださっている方ともお会いでき、地元の方々に支えられていることを実感しました。 また、知っているけど来たことがないという方ともお話ができ、モンキーセンタ−とゴリラのタロウの魅力をお伝えしました! ブースに来てくださったみなさま、ありがとうございました! [2019.5.24 学術部 江藤彩子より]
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3/3(日)に、竹下景子さんが公益財団法人日本モンキーセンターの親善大使として就任されました。 モンキー3巻4号の巻頭言でも、京都大学霊長類研究所のチンパンジーたちとの出会いについてご寄稿いただきました。 日本モンキーセンターの公式ツイッターのフォロワーとしても応援していただいています。 来たる6/9(日)には、親善大使就任記念イベントの開催を予定しています! >>竹下景子さんのオフィシャルウェブサイトはこちら >>モンキー3巻4号の巻頭言はこちら >>親善大使就任記念トークショーのご案内はこちら [2019.5.23 学術部 林美里より]
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ビジターセンターのホールに吊り下げられていた
シロテテナガザルの骨格標本。現在国立科学博物館(東京・上野)で
開催中の特別展「大哺乳類展2」に出張しています。 先日はその縁でトークイベントにも出させていただきました。 お近くの方はぜひ足をのばして、会場内で探してみてください。 [2019.5.5 学術部 新宅勇太より]
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4/20(土)にモンキーバレイのヤクシマザルで出産がありました。 母親はヒアイという、子育て初挑戦のお母さんです。 ヒアイは現在、慣れない子育てに奮闘しています。 赤ちゃんは母親と比べると、体毛が黒いのですぐに見つけることができます。 体毛が黒い状態は、生まれてすぐの頃しかご覧になることができませんので、ぜひ赤ちゃんに会いにモンキーバレイへお越しください。 [2019.4.28 附属動物園部 山田将也より]
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動物福祉に配慮した飼育、研究、来園者に楽しんでもらえる場所づくりなどを続けていくには、スタッフの熱い気持ちだけでは難しいです。
消耗品がとても多いので、ご支猿のほど、よろしくお願いいたします!
いただたいたものは、ここのニュース、公式ブログ『飼育の部屋』、Twitter、Facebook等でご報告させていただきます。
今後は月に1回程度、更新予定ですので、気に留めていただければ幸いです。 >>『Amazonほしい物リスト』はこちら [2019.4.26 附属動物園部 田中ちぐさより]
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モンベルさんがモンキーセンターの寄附つきTシャツを作ってくださいました! イラストは所長、館長、園長が研究、保全活動をおこなっているチンパンジー、ゴリラ、ボノボ大型類人猿3種です。 売上の一部がモンキーセンターに寄附されます。アウトドアでも着やすく、合わせやすいカーキ色で、男女兼用サイズです。 モンキーセンターでも販売していますが、遠方の方はモンベルのサイトからでも購入できます! >>「モンベル」通販サイト [2019.4.23 学術部 江藤彩子より]
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4/13(土)〜4/14(日)に京都市動物園で開催された「野生動物学のすすめ」で、日本モンキーセンターのブースを出展しました。 ブースの場所がライオン舎前だったので、今回はいつものゴリラやチンパンジーの頭骨レプリカ標本に加え、ライオンの標本も持参しました。 「目がどこかわからない!」「鼻が大きい!」など、霊長類との違いに気がついていただけたようです。 ほかにも、野生動物研究者による講演やワークショップなども多数開催され、賑わいました。 >>「野生動物学のすすめ」について [2019.4.15 学術部 赤見理恵より]
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