■JMC通信 2013年2月号(通算第56号)

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 JMC通信 2013年2月号(通算第56号)  財団法人日本モンキーセンター

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■目次■----------------------------------------------------------------

□コラム「私たちのルーツを求めて」 リサーチフェロー 清水大輔

□ニュース
  ・国内最後のゲラダヒヒ、マックが死亡しました
  ・「動物園スペシャルDAY!」残すところあと3日!!
  ・日本モンキーセンター1日飼育員体験 募集開始!

□イベント情報
  ・冬の風物詩「たき火にあたるサル」2月末まで開催!
  ・特別展「アフリカ」も2月末まで。お見逃しなく!
  ・化石発掘体験 2/24(日)が最終回です!
  ・「ショック!?デンナマ感電体験!!」延長開催決定!
  ・おしごと体験 今後のメニューは・・・

□教員&団体指導者向け情報
  ・先生のための博物館・動物園活用講座「サルに学ぶ生物多様性とその保全」

□編集後記


■コラム「私たちのルーツを求めて」リサーチフェロー 清水大輔------------

今月末で終わる特別展「アフリカ」展の副題である「私たちのルーツを求めて」
は日本モンキーセンター(JMC)設立の立役者である故今西錦司先生が掲げられ
た一大研究テーマでもありました。今西先生は日本から独自の進化論を発信され
た方です。日本のサル学の出発とともに歩み始めたJMCはその発足の翌年の1958
年から1960年にかけ、日本で初めてとなるアフリカへの学術調査隊を三度派遣し
ました。この調査はゴリラの生態に関する調査でした。調査隊を組織された今西
先生や隊員の伊谷純一郎先生、河合雅雄先生がJMCが発行していた雑誌「モンキー」
や一般書にそこでの体験を詳しく書いておられます。現在現役で活躍しているサ
ル学・アフリカ学研究者の中には三人の先生方が書かれた文章を読み、わくわく
するような冒険談に心を躍らせ、研究の道に進んだ者も多くいます。

そのJMCの初期メンバーが中心となり、1962年に京都大学理学部自然人類学研究
室が開設されました。そこで研究の中心テーマとなったのが「人類の進化」でし
た。その解明のためにヒトともっとも近縁な動物であるサル類の生態を調べ、ヒ
ト自身の生態と比較し、そして人類化石を解釈するという研究の道筋が示されま
した。現在のJMCにはヒトの生態を研究している所長の市川、類人猿・サルの生
態を研究しているリサーチフェローの大橋と学芸員の神田、化石人類・霊長類を
研究している学芸員の高野と私という具合に、その道筋に沿う専門家が集まって
います。JMCの初期メンバーが目指した「人類進化を解明する」という研究は現
在のJMCのメンバーに引き継がれています。

数年前から「人類進化」に関連する様々な学問領域の成果を統合して、この謎を
解き明かそうという動きが再び活発化しています。今月末で終わってしまいます
が特別展「アフリカ」ではサル・ヒト・化石を中心に人類進化を考えました。開
催期間最後の日曜日である2月24日には、私が化石発掘体験のイベントで化石の
話をします。また、ヒトとチンパンジーの道具についてのギャラリートークを行
います。ぜひご参加ください。


■ニュース■------------------------------------------------------------

●国内最後のゲラダヒヒ、マックが死亡しました

2/14(木)、ゲラダヒヒのマック♂が、老衰のため死亡しました。
11年前に九州の動物園から来園し、当時モンキーセンターにいたメスとの繁殖が
期待されていました。しかし残念ながらメスは早くに死亡し、国内最後のゲラダ
ヒヒとなりました。
ゲラダヒヒはエチオピアの高地に生息し、その独特で複雑な社会構造は、元日本
モンキーセンター所長の河合雅雄氏をはじめ多くの霊長類学者の関心を集め、霊
長類学を語る上で外すことのできない種です。国内で生きた姿を見ることはでき
なくなってしまいましたが、ビジターセンターに過去に飼育していた個体の剥製
を展示しております。

マックの写真はこちら→http://www.j-monkey.jp/news/


●「動物園スペシャルDAY!」残すところあと3日!!

残すところ、2/26(火)、27(水)、28(木)の3日間となりました!!
動物園を楽しむための特典がいっぱいですので、ぜひお越しください。
 特典1:入園料超割引♪(おとな1,600円→600円、こども800円→300円)
 特典2:駐車場無料♪
 特典3:動物園スペシャルDAY!限定「ほかほか焼き焼きグルメ」開催♪
 特典4:「たき火にあたるサル」「ほかほかおイモタイム」毎日開催♪

※営業時間は11:00〜16:00です。
※園内の売店等は、モンキーバー(軽食店)のみ15:00まで営業。こちらでお土
産も販売しています。
※犬山駅からの路線バスは運行しておりませんのでご注意ください。

詳しくは→http://www.j-monkey.jp/information/


●日本モンキーセンター1日飼育員体験 募集開始!

春休み、日本モンキーセンターでサルの飼育員のおしごとにチャレンジしてみま
せんか? 現地集合&現地解散の1日体験です。

★ポイント★
1)飼育員のおしごとに挑戦!
2)学芸員がしっかり指導いたします
3)次回使えるワンデーパスポート特別割引券をプレゼント♪

開催日:2013年3/25(月)、3/28(木) ※両日とも同内容で開催
対象:新小学4年生〜新中学1年生
参加費:3,000円(年間会員の方は2,500円)
申込締切:3/17(日)
詳しくはこちら→http://www.j-monkey.jp/event/camp/2013spring/


■イベント情報■--------------------------------------------------------

●冬の風物詩「たき火にあたるサル」2月末まで開催!

この冬の「たき火にあたるサル」もあとわずかです!!
日程:〜2/28(木)の毎日  ※荒天時中止
時間:11:30〜14:00  ※「ほかほかおイモタイム」は14:00〜
場所:モンキーバレイ
詳しくは→http://www.j-monkey.jp/event/


●特別展「アフリカ」も2月末まで。お見逃しなく!

昨年春から開催していた特別展「アフリカ―わたしたちのルーツを求めて−」の
会期も、あとわずかとなりました。故・西田利貞氏が採集した標本類や直筆のフィー
ルドノートなど、知る人ぞ知る貴重な展示物をぜひご覧ください。
また一見ツチノコのように見える毒ヘビ「ガボンアダ―」や、コンゴ川に生息す
る魚類の水槽など、生体の展示も人気です。

詳しくは→http://www.j-monkey.jp/event/special/2012africa/


●化石発掘体験 2/24(日)が最終回です!

特別展「アフリカ」の関連イベント「化石発掘体験 〜研究者になってみよう〜」
は、2/24(日)が最終回です!
掘り当てた化石はあなたのもの!さて、何が出るかな?

日時:2/24(日) 11:00〜  1時間程度
対象:小学生以上(低学年の方には保護者の同伴が必要です)
定員:先着20名様   参加費:500円
※当日開園時から参加申込受付を開始します。
※化石はレプリカです。何の化石が出るかはひ・み・つ!


●「ショック!?デンナマ感電体験!!」延長開催決定!

特別展「アフリカ」の関連イベントとして開催していた「ショック!?デンナマ
感電体験!!」は好評につき、夏休みまで延長開催します!
デンキナマズに直接触れて、ビリっと感電する体験をしていただけます。
開催時間は当日放送にてご案内しますが、「ぜひ!」という方はビジターセンター
にてお尋ねください。


●おしごと体験 今後のメニューは・・・

ワオキツネザルのおやつ作り体験:2/23(土)、24(日)
参加費など詳しくは→http://www.j-monkey.jp/event/index.html#job


■教員&団体指導者向け情報■--------------------------------------------

●先生のための博物館・動物園活用講座「サルに学ぶ生物多様性とその保全」

日本モンキーセンターでは、専門知識を持った学芸員が常駐し、学校と博物館が
連携した授業づくりをおこなっています。
今回の講座では、生物多様性をテーマに霊長類の多様性や進化について学び、さ
らにいくつかの霊長類について、個体数減少の現状や保全への取り組みをご紹介
いたします。

日時:2013年3/23(土) 9:30〜12:30
      3/26(火) 13:00〜16:00  ※両日とも同内容で実施
対象:小学校、中学校、高等学校等の教職員の方、幼稚園、保育園の職員の方
参加費:無料(入園料も無料となります)
内容:講義「サルに学ぶ生物多様性とその保全」
   園内ガイド「多様性ガイドツアー」
   バックヤード見学
   日本モンキーセンターと学校の連携事例紹介


■webサイトより■-------------------------------------------------------

●「飼育室」更新中!

「vo406もうすぐ春ですね」2013/2/19更新
「vo405パノラマ写真」2013/2/13更新
「vo404その姿まさに」2013/1/30更新
「vo403室内日向ぼっこ」2013/1/26更新

「飼育室」はこちら→http://www.j-monkey.jp/keeper/


■編集後記■------------------------------------------------------------

先日モンキーセンターで、第53回日本動物園水族館教育研究会が開催されました。
北は旭山動物園、南は美ら海水族館と、全国各地から動物園や水族館の教育担当
者や教員、学生などが集まり、事例を紹介し合ったり、熱い議論を交わしました!

今回のテーマは「資料の保存と活用」でした。動物園と博物館が連携して標本づ
くりに取り組んだり、ボランティアが活躍したり・・・みんな、いろいろな工夫
をしてるんだなぁと、がんばる元気をもらいました。(赤)

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発行:財団法人日本モンキーセンター
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26 TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
URL:http://www.j-monkey.jp ←登録・解除はこちらから
Facebook:https://www.facebook.com/japanmonkeycentre

動物取扱業の表示:財団法人日本モンキーセンター
愛知県犬山市大字犬山字官林26番地 業種:展示 動尾第510号
登録:平成19年5月31日 有効:平成29年5月30日 取扱責任者:加藤章
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京都大学霊長類研究所ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)寄附研究部門

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アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い

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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。)
公益財団法人 日本モンキーセンター
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26番地 TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
動物取扱業:公益財団法人日本モンキーセンター 愛知県犬山市大字犬山字官林26番地
業種:展示 動尾第510号 業種:貸出し 動尾第509号 登録:平成19年5月31日 有効:平成34年5月30日 取扱責任者:木村直人