■新JMC通信 2013年10月号(通算第64号)

●■■■■■■■■■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 JMC通信 2013年10月号(通算第64号)  財団法人日本モンキーセンター

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■■■■■■■■■●


■目次■----------------------------------------------------------------

□コラム「アフリカの食文化」 所長 市川光雄

□ニュース
  ・動物慰霊祭を開催します
  ・フランソワルトンの赤ちゃん近況
  ・マンドリルに今年なんと4頭目の赤ちゃん誕生!
  ・特別展「アマゾンの光と影」にデンキウナギが再登場!

□イベント情報
  ・所長講演会「アフリカの食文化」10/20(日)開催!
  ・秋ならではのイベント、開催♪
  ・おしごと体験 今後のメニューは・・・
  ・「森の工作室」でリース作りはいかが!?

□教員&団体指導者向け情報
  ・秋の校外学習ラッシュです!

□webサイトより
  ・「飼育室」更新中!

□編集後記


■コラム「アフリカの食文化」所長 市川光雄------------------------------

私が指導を受けていた故伊谷純一郎先生はかなりの食通で、アフリカ料理から高
級フランス料理まで、さまざまな食べ物を賞味することを楽しんでおられました。
ただし、珍しくて、いかにも妙な食べ物を前にすると、それだけで「うまい!」
と評するのが常だったから、「ゲテモノ食い」という側面もあったかもしれませ
ん。その伊谷先生が日頃から主張しておられたのが、「もっとも素朴な食事から
最高に洗練されたグルメまで、それぞれの良さがわかるようでなければいけない」
ということでした。アフリカ奥地の料理などは、手が込んでいないという意味で
は前者の代表格でしょうが、これがまたうまいのです。

たとえば、トウモロコシ。熟し切っていない、水気を含んだトウモロコシをもい
で、間髪を入れずに炭火で焙ってむしゃぶりつくのはほとんど至福の楽しみです。
もう一つ、アフリカの絶品と言えば、自由に歩き回わって虫などをついばんで育っ
たニワトリです。こちらは手の込んだ方法で料理します。たとえば、ニワトリの
コンコンブル・ソース煮。コンコンブルというのはフランス語でキュウリのこと
ですが、アフリカでは、もっぱら種を利用するウリのこと。カボチャの種によく
似た種をすりつぶしたものを調味料に使います。トマトやタマネギ、ヤシ油、そ
れにコンコンブルを加えて煮込んだニワトリは本当にうまくて、それを食べるた
びにアフリカに来てよかったと思います。

アフリカと言えば、旱魃や飢餓、内戦や難民など暗い話題が多いのですが、アフ
リカの人がすべて飢えているわけではありません。それどころか、新鮮な素材を
使って手早く、あるいはじっくりと手間をかけて、すばらしい料理をつくってい
ます。

考えてみれば、熱帯アフリカは世界の四大農業文明のひとつ、サバンナ農耕文化
の発祥地です。独自の食文化が発達しているのは当然かもしれません。上述のト
ウモロコシはアメリカ起原の作物ですが、モロコシやシコクビエなどの雑穀をは
じめ、ゴマやオクラ、コーヒーやスイカなどの身近な作物にもアフリカ起原のも
のがたくさんあります。いろいろな野生の動植物も利用していて、食通を唸らせ
ています。10月20日の所長講演では、そうしたアフリカの豊かな食文化について
紹介したいと思います。


■ニュース■------------------------------------------------------------

●動物慰霊祭を開催します
明日10月17日に、日本モンキーセンターは創設57周年を迎えます。毎年創設記念
日には、過去に亡くなったサルたちに感謝し動物供養を執り行います。今年は日
本で最後のゲラダヒヒ、マック♂をはじめ32種64 頭が加わり、計6358頭を供養
しす。
動物慰霊祭は明日11:00よりビジターセンター左手を奥に入った動物慰霊碑(猿
塚)の前にて執り行います。どなたでもご参列いただけます。


●フランソワルトンの赤ちゃん近況
7/26に生まれたフランソワルトンの赤ちゃんですが、そろそろ「金色」が消える
と言われる生後3ヵ月が近づいてきました。尾はすっかり黒くなり、背中や顔の
周りもかなり黒っぽくなりまし型、まだ金色の毛も残っています。
最近の様子は、飼育員が綴る「飼育の部屋」をご覧ください。
「飼育の部屋」はこちら→http://www.j-monkey.jp/keeper/


●マンドリルに今年なんと4頭目の赤ちゃん誕生!
今年なんと3頭も赤ちゃんが!とお伝えしていたマンドリルに、なんと4頭目の赤
ちゃんが生まれました。おそらく、モンキーセンターで過去最高(つまり日本で
も過去最高)の数字だと思われます!


●特別展「アマゾンの光と影」にデンキウナギが再登場!
一時期展示を中止していた「デンキウナギ」ですが、特別展に再登場しました!
デンキウナギの出す電圧は、最大でなんと800Vにもなります。スタッフは水に素
手を入れたりしないよう、細心の注意をはらって飼育をしています。
特別展の詳細はこちら→http://www.j-monkey.jp/event/special/2013amazon/


■イベント情報■--------------------------------------------------------

●所長講演会「アフリカの食文化」10/20(日)開催!
コラムでもご紹介したとおり、日本モンキーセンター創設57周年を記念してモン
キーセンターの所長 市川光雄による講演会を開催します。入園料のみでご参加
いただけます。

日時:2013年10/20(日) 13:30〜(1時間程度)
場所:ビジターセンター内 ホール
内容:アフリカといえば、干ばつや飢餓などが話題になりがちだが、この大陸に
は地域の環境や生業、歴史を反映した独特の食文化が発達している。コーヒーや、
スイカ、ゴマ、オクラなどの馴染み深い作物も、アフリカで最初に栽培化された
ものだ。さまざまな野生動物や植物など、自然の恵みを最大限に利用するのもこ
の地域の特色である。そうしたアフリカの豊かな食文化について紹介したい。
詳しくは→http://www.j-monkey.jp/event/img/ichikawa57.pdf


●秋ならではのイベント、開催♪
屋外で過ごしやすい季節がやってきました♪ 園内でどんぐりを探したり、ゲー
ムを楽しんだりと、秋らしいイベントを開催いたします!
 ◆どんぐりをさがして…  11/16(土)、17(日)、30(土)、12/1 (日)
 ◆葉っぱ図鑑       11/9(土)、10(日)、23(土)、24(日)
 ◆自然体験ゲーム     10/26(土)、27(日)、11/2(土)、3(日)、4(月・祝)
詳しくは→http://www.j-monkey.jp/event/index.html#autumn


●おしごと体験 今後のメニューは・・・
 ◆ワオキツネザルのおやつ作り体験
    11/30(土)、12/1(日)、7(土)※ライトVer.、8(日)※ライトVer.
 ◆リスザルのおやつ作り体験
    10/26(土)、27(日)、11/9(土)、10(日)、23(土)、24(日)
 ◆葉っぱ集め体験  11/2(土)、3(日)、4(月・祝)
 ◆飼料体験     10/19(土)、20(日)、11/16(土)、17(日)
参加費など詳しくは→http://www.j-monkey.jp/event/index.html#job


●「森の工作室」でリース作りはいかが!?
ビジターセンターの「森の工作室」では、園内の間伐材やどんぐりなど森の素材
を使って作品づくりを楽しめます。これからの季節に人気なのがリース作り。通
常の材料費300円とリース代300円、計600円で作成できます。


■教員&団体指導者向け情報■--------------------------------------------

●秋の校外学習ラッシュです!
10月に入り、秋の校外学習ラッシュがはじまっています。学芸員によるレクチャ
ーをはじめ、紙芝居、スポットガイド、KIDSZOOでのふれあいなど、学習目的や
スケジュールにあわせて学校ごとにオリジナルのプログラムを組みますので、学
校が多い日はとても複雑!でも、子どもたちの笑顔にいつも元気づけられます。


■webサイトより■-------------------------------------------------------

●「飼育室」更新中!

vo432「金色赤ちゃん成長記録2」2013/10/6更新
vo431「金色赤ちゃん成長記録」2013/9/29更新
vo430「定番スタイル!」2013/9/19更新
「飼育室」はこちら→http://www.j-monkey.jp/keeper/


■編集後記■------------------------------------------------------------

今年もまた、この日がやってきました。創立記念日、そして動物慰霊祭です。業
務の合間を縫って、全ての職員が参列します。今年亡くなったサルたちを思い浮
かべ、直接会ったことはなくても過去にモンキーセンターで亡くなったサルたち
に思いをはせます。どうか安らかに・・・(赤)

========================================================================
発行:財団法人日本モンキーセンター
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26 TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
URL:http://www.j-monkey.jp ←登録・解除はこちらから
Facebook:https://www.facebook.com/japanmonkeycentre

動物取扱業の表示:財団法人日本モンキーセンター
愛知県犬山市大字犬山字官林26番地 業種:展示 動尾第510号
登録:平成19年5月31日 有効:平成29年5月30日 取扱責任者:加藤章
========================================================================

 >English
 >Portuguese
 >French
 >Chinese
ニュース

みる
営業案内
友の会
園内マップ・施設紹介
アクセス

イベント
動物園イベント
京大モンキー日曜サロン
アニマルフォトコンテスト
写生大会

まなぶ
学習利用のご案内
 団体利用・実習・研修など

京大モンキー日曜サロン
京大モンキーキャンパス
プリマーテス研究会

しらべる
研究室
Webサル図鑑
飼育霊長類標本
 データベース「CaPriCo」

英文雑誌「PRIMATES」
雑誌「モンキー」
新JMC通信

日本モンキーセンターとは
日本モンキーセンターとは
国際保全事業部
求人情報
取材等のお問合せ
来訪者紹介
サイト利用規定

リンク

霊長類学ワイルドライフサイエンス リーディング大学院

京都大学霊長類研究所ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)寄附研究部門

京都大学野生動物研究センター

京都大学霊長類研究所

アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い

日本モンキーパーク


※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。)
公益財団法人 日本モンキーセンター
〒484-0081 愛知県犬山市犬山官林26番地 TEL:0568-61-2327 FAX:0568-62-6823
動物取扱業:公益財団法人日本モンキーセンター 愛知県犬山市大字犬山字官林26番地
業種:展示 動尾第510号 業種:貸出し 動尾第509号 登録:平成19年5月31日 有効:平成34年5月30日 取扱責任者:木村直人