開催日時 | 2021年12月~2022年5月の第1、第3土曜日 20:00~21:15 前期6回、後期6回の計12回 ※各回終了後2週間、申込者のみYouTubeで再視聴できます。 ※前期、後期各終了後に、6回すべて出席の方を対象にオンライン交流会を開催します。 |
募集定員 | 各回90名 ※定員に達し次第締め切り |
募集期間 | 2021年11/22(月)~各回開催日の17:00まで ※各回定員に達し次第締め切り |
参加費 | 各回800円 |
配信方法 | オンライン会議システムZoom |
申込方法 |
◆後期:発展編の申込はこちら◆ Yahoo!JAPANのPassMarketよりお申し込みください。 ※申込みいただいた方には、講座当日の2時間前までに講座を視聴できるURLをメールにてお送りします。 |
■第1回 12/4(土) 「霊長類学入門」 高野智 わたしたちヒトもサルの仲間。頭ではわかっていても、実感はないかもしれません。霊長類とはどんな動物なのか、原点に返って考えてみましょう。日本モンキーセンターと霊長類研究の歴史についてもお話しします。 |
![]() |
■第2回 12/18(土) 「霊長類の分類」 新宅勇太 そもそも霊長類といってもさまざまな種類がいます。現在でも新種の報告が相次ぎ、その種数は増え続けています。それではそもそも霊長類のなかまはいったいどれくらいの種類がいるのでしょうか。多様性を整理する「分類」を通して、霊長類を俯瞰してみます。 |
![]() |
■第3回 1/8(土) 「霊長類の社会と生態」 赤見理恵 なかまとくらし、旨いものを食う。これ、霊長類(ヒトも!)の基本ですよね。でも、それぞれ違うところもあります。一夫多妻のゴリラや一夫一妻のテナガザル、虫が大好きなリスザルや葉っぱが大好きなコロブス。彼らの多様な種内関係・種間関係を概観します。 |
![]() |
■第4回 1/22(土) 「動物園と動物福祉」 綿貫宏史朗 ヒトが動物を飼育する場合、倫理的な配慮が必要になります。動物の苦痛を最小限にし、生活の質を向上させる「動物福祉」は、世界の動物園業界でも最重要テーマの一つです。動物園の実践する動物福祉について、最新の流れも踏まえご紹介します。 |
![]() |
■第5回 2/5(土) 「大型類人猿を知る」 林美里 ヒト科に分類されるチンパンジーやオランウータンなどの大型類人猿は、物理的・社会的な知性を発揮して、多様で変化し続ける環境に適応し生存してきました。ヒトにつながる知性の進化と発達の道すじをたどります。 |
![]() |
■第6回 2/19(土) 「化石でたどる人類の進化」 高野智 21世紀に入り、新発見や新しい研究によって、人類の起源と進化について旧来とは異なる見解が支持されるようになりました。人類進化についてこれまでにわかっていることを概観してみましょう。 |
![]() |
■前期オンライン交流会 2/26(土) 前期6回すべて出席(事後のYouTube視聴でもOK)された方を対象に、オンライン交流会を開催します |
画像準備中 |
■第7回 3/5(土) 「霊長類の行動観察入門」 赤見理恵 何気ない動物たちの行動も、しっかりと方法を決めて観察し記録を取れば、説得力のあるデータが得られます。紙と筆記用具を準備して、行動観察を体験してみましょう! 手法を学ぶだけでなく、行動観察を用いた研究例も紹介します。 |
![]() |
■第8回 3/19(土) 「骨から読み解く霊長類のくらしと進化」 高野智 動物の骨には進化の歴史やくらしに関する情報が刻まれています。地球上にくらす霊長類はおよそ450種。ルーツはひとつなのに、驚くほど多様性に富んでいます。この回では、霊長類の進化や運動適応を骨の形から読み解いてみます。 |
![]() |
■第9回 4/2(土) 「日本モンキーセンターの霊長類飼育史」 綿貫宏史朗 現在モンキーセンターは57種類の霊長類を飼育していますが、歴史的にみると120種以上の記録となり、世界最多のコレクションとなっています。霊長類の飼育や展示にスポットを当て、65年の歴史をダイジェストでお伝えします。ついて来られるかな! |
![]() |
■第10回 4/16(土) 「博物館のコレクション」 新宅勇太 骨格標本や剥製、ホルマリン漬けの内臓標本、書籍、猿にまつわる文化の資料・・・モンキーセンターは世界的に見ても貴重なコレクションを多数収蔵しています。この回ではさまざまな博物館資料をご紹介しながら、博物館の役割を考えてみます。 |
![]() |
■第11回 5/7(土) 「霊長類の遺伝子とゲノム」 早川卓志 親子はよく似る。親から子へ「見た目を決める」遺伝子が受け継がれるからです。 遺伝子を700万年前までさかのぼると、ヒトとチンパンジーの同じ祖先に行きつきます。 いま、遺伝子のすべてである「ゲノム」を解析する技術が飛躍的に進歩し、 霊長類のゲノム研究も転換期を迎えています。 |
![]() |
■第12回 5/21(土) 「霊長類の保全を考える」 新宅勇太 霊長類の多くの種は、さまざまな理由によって絶滅の危機に瀕しています。一方で霊長類を守るための取り組みがおこなわれています。実際の取り組みを紹介しつつ、霊長類をなぜ守るのか、考えてみたいと思います。 |
![]() |
■後期オンライン交流会 5/28(土) 後期6回すべて出席(事後のYouTube視聴でもOK)された方を対象に、オンライン交流会を開催します |
画像準備中 |
※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |