■日時:2015/7/26(日) 12:30~13:15 ■講師:張鵬(チャンポン)先生(国立中山大学(中国) 准教授) 動物を使ったエンターテイメントには、数千年もの歴史があります。今日では、クジラやイルカ、ウマ、そしてヒト以外の霊長類を使ったパフォーマンスは世界中で人気を得ています。こうした動物を使ったエンターテイメントの舞台はさまざまで、動物園やテーマパークから、サーカスや非合法の小規模なショーにまで及びます。 日本と中国では、猿まわしは宗教的儀式として始まり、馬の治療のために、訓練されたサルが音楽に合わせて踊りました。長年にわたり、調教師たちは動物を人間の文化に従わせて二本足で立たせるよう努力してきました。この伝統は今でも地域文化の一部として町中に残っています。しかし、動物のトレーニングにおいては、正の強化学習か、罰を伴う方法かの二面性があります。 このサロンでは、中国における猿まわしの歴史を紹介するとともに、文化的背景と福祉の両面から議論します。 ■対象年齢:小学校高学年以上 ※対象年齢以外の方でも自由にご参加いただけますが、難易度等は対象年齢に合わせて進行いたします。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |