■日時:2016/3/27(日) 12:30~13:15 ■講師:本郷 峻 先生 ※プロフィールはこちら (京都大学大学院理学研究科 人類進化論研究室 博士後期課程) アフリカ中央部の熱帯林奥深くに生息する霊長類、マンドリル。真赤な鼻筋とブルーの顔こぶが魅力的な、ど派手なサルです。映画「ライオ ンキング」などにも登場し、モンキーセンターでもおなじみの彼らですが、その目を引く顔立ちのほかに意外と知られていないもうひとつの 「かお」があります。それは、サルの仲間では最大級の800頭を超える大集団で暮らすということです。彼らはなぜ、そのように大きな群れ で暮らしているのでしょうか? このような目立った特徴とはうらはらに、彼らの野生での暮らしぶりはあまりわかっていません。うっそうとした熱帯林とマンドリルの高い 移動能力が、研究者の追跡をはばんでいるのです。私は、2009年にガボン共和国のムカラバ国立公園でマンドリルの研究を始めました。今回の日曜サロンでは、調査中の数々の苦労話も交えながら、マンドリルの社会をわたしたちヒトの社会と比べて考えてみたいと思います。 ■対象年齢:小学生以上 ※対象年齢以外の方でも自由にご参加いただけますが、難易度等は対象年齢に合わせて進行いたします。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |