■日時:2016/7/24(日) 12:30~13:15 ■講師:榊原香鈴美 先生 ※プロフィールはこちら (京都大学理学研究科 生物科学専攻(野生動物研究センター)) 海で野生のイルカを見たことはありますか。実は日本列島を囲む海には、おそらくみなさんが想像しているより多くのイルカたちが住んでいます。伊豆諸島のひとつ、御蔵島の周りでは海の中で野生のイルカの生活を見ることができます。マスク、フィン、スノーケル。この3点セットと水中カメラを持って、いざイルカの行動観察にでかけましょう。 野生のイルカは水族館のイルカたちとはまた違う行動をみせてくれます。自由気ままにのびのび泳ぐイルカたち。海で出会う群れは常にメンバーが変わり、イルカどうしがどのような関係でいっしょに泳いでいるのかよくわかりません。いつ・誰が・誰と一緒に・なにをしているの? 今回は私がこれまでおこなってきたイルカを一頭一頭みわける調査のようすをはじめ、どんなイルカがよく人に近づいてくるかという観察を通してみえてきたイルカどうしの関係についてお話したいと思います。さらに島での調査でみえてきたイルカと人の暮らしについても紹介する予定です。 ■対象年齢:小学校高学年以上 ※対象年齢以外の方でも自由にご参加いただけますが、難易度等は対象年齢に合わせて進行いたします。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |