■日時:2017/8/27(日) 12:30~13:15 ■講師:今村 公紀 先生 (京都大学霊長類研究所 ゲノム細胞研究部門 助教) ※プロフィールはこちら ■内容: 【Q1. 『iPS細胞』と聞いて、何を思い浮かべますか?】 ― 難しい医学の研究? 薬の開発? 京都大学? ノーベル賞? そうですね。新聞やニュースなどで見聞きする機会も多いと思います。 【Q2. iPS細胞はどうして役に立つのでしょうか?】 ― 万能細胞だから? はい、iPS細胞は体のどのような細胞にもなることができます。 iPS細胞が「万能細胞」といわれる所以です。(実際には「万能」ではないのですが) 何かの目的のために必要な種類の細胞を、必要な数だけ作り出すことができます。 【Q3. それでは、iPS細胞の使い道は医療だけでしょうか?】 ― いいえ。それだけではありません。 iPS細胞はいろいろな細胞を生み出す「タネ」のようなものです。 iPS細胞の「無限に増える能力」と「どのような細胞にでもなれる能力」を利用すれば、 もっといろいろな利用方法が考えられるはずです。 この講演では、名前はよく聞くけれども実際には見たという人は少ないiPS細胞につきまして、 できるだけたくさんの写真を使ってご紹介していきたいと思います。 ■対象年齢:小学校高学年以上 ※どなたでもご参加いただけますが、難易度等は上記に合わせて進行いたします |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |