■日時:2019/9/15(日) 12:30~13:15 ■講師: 藤原摩耶子先生(京都大学野生動物研究センター 日本学術振興会 特別研究員) ※プロフィールはこちら ■内容: 数が減少している野生動物にとって、安心して生きられる生息地があることはもちろん、 命が途絶えないように繁殖しつづけることが大切です。 動物たちの繁殖を手助けする『生殖補助技術』は、繁殖の機会を増やすことで野生動物を絶滅の危機から救える可能性を秘めています。 これまで精子の凍結保存や人工繁殖といった生殖補助技術を用いて、世界で様々な野生動物の繁殖が試みられ、こどもが誕生しています。 私はこれまで野生動物の保全に繁殖の立場から関わりたいとの思いから、主に卵子の研究を行ってきました。 今回は、以前在籍した米国スミソニアン保全生物学研究所を中心とした世界での野生動物の繁殖の手助けの取り組み、 及び自身の研究について紹介いたします。 ■対象年齢:小学校高学年以上 ※どなたでもご参加いただけますが、難易度等は上記に合わせて進行いたします |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |