■日時:2020/12/20(日) 12:30~13:15 ■講師: 西村剛先生(京都大学霊長類研究所・准教授) ■内容: ヘリウムガスをご存知ですか。私たちがこのガスを吸うと、ドナルドダックのような変な声になります。 その音声の変わり方をしらべると、音声をつくるしくみがわかります。 私たちは、声帯を振動させて空気の振動を作り、そこから口までの声道と呼ばれる空間を満たす空気を共鳴させて、 声を作っています。 では、サルたちがこのガスを吸うと、どんな声になるのでしょう。 爬虫類のワニやトリ、両生類のカエルはの声はどうなるのでしょうか。 ヘリウム音声実験からわかった生物の声の進化を紹介します。 |
![]() |
※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |