■日時:2021/9/26(日) 12:30~13:15 ■講師: 大塚亮真先生(京都大学野生動物研究センター 研究員) ■内容: みなさんはアフリカに行って“野生”のゴリラを見たいと思うでしょうか。 今では、お金を払ってゴリラ観光に参加すれば、誰でも“人に慣れた”ゴリラを自然の中で観察することができます。 マウンテンゴリラは1000頭ほどしかおらず絶滅の危機に瀕しています。 しかし、保全活動のおかげで、マウンテンゴリラの個体数は少しずつ増えてきました。 その保全活動にとって、ゴリラ観光は重要な役割を果たしています。 私は、ウガンダのブウィンディ原生国立公園という、マウンテンゴリラの生息地のひとつで現地調査を行ってきました。今回は、ウガンダのゴリラ観光が現地でどのように行われているのか、ゴリラ観光がどのように保全活動に貢献してきたのか、そしてどのような課題があるのかについてお話ししたいと思います。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |