■日時:2022/4/17(日) 11:00~11:45 ■講師: 豊田 有 先生(中部大学創発学術院 研究員) ■内容: ベニガオザルには、本種にしか見られない行動や、マカク属では珍しい特徴が数多くあります。驚異の繁殖行動、オス間の協力、食物分配、放任型育児スタイル…なぜベニガオザルだけが、そのような変わった特徴をもっているのでしょうか? その謎に迫るべく、私は2015年よりタイ王国で長期野外調査を続けてきました。今回のサロンでは、行動・遺伝・形態など領域横断的な視点から、調査によって明らかになった様々な研究成果をわかりやすく、網羅的に再構築してご紹介します。加えて、日本モンキーセンターとの連携研究で実施している研究についてもご紹介します。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |