■日時:2023/12/3(日) 11:00~11:45 ■講師: 壹岐 朔巳 先生(京都大学 ヒト行動進化研究センター) ■内容: サルの子どもたちは、家族や他の子どもたちと遊ぶことが大好きです。サルのなかまのなかには、私たち人間と同じように、遊びが盛り上がると笑顔になり、笑い声を発する種も存在します。厳しい野生の環境では、サルが遊びに使える時間は限られてしまいますが、食事の機会や天敵からの安全が保証された日本モンキーセンターのような環境は、サルの遊びを観察する絶好のスポットとなります。 遊びは古くから研究されてきたテーマですが、まだまだ多くのことが明らかになっていません。遊びは何かの役に立つのでしょうか? 遊ぶ動物と遊ばない動物の違いは何でしょうか? 自身の研究や世界中でおこなわれてきた研究から少しずつわかってきたことをお話しします。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |