■日時:2024/6/16(日) 11:00~11:45 ■講師: 西村 剛 先生(京都大学 ヒト行動進化研究センター) ■内容: 私たちは、のどにある声帯を振るわせて声をつくっています。しゃべったり、うたったり、どなったりと、ときどきに応じて、声帯の振るわせ方は、異なります。サルは、種が違えば、声も違います。ニホンザルは柔らかくクーとなき、マーモセットは甲高くフィーと、サキはキャキャキャとないています。しかし、私たちのように長々としゃべり、朗々と歌ったりはしません。なぜでしょう? サルののどのかたちや声帯の振るわせ方の最新の研究から、私たちの声の特徴とその進化を紐解きます。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |