■日時:2024/10/27(日) 11:00~11:45 ■講師: 豊田 直人 先生(京都大学 ヒト行動進化研究センター) ■内容: ここ犬山市から遥か11,200㎞、マダガスカル島には沢山の種類のキツネザルの仲間が生息しており、その数なんと約100種類にも及びます。食べ物の好みも違えば、得意な運動の仕方も違えば、目が覚めている時間帯も違う、そんなキツネザルの仲間ですが、人間の影響などによって500年以上前に絶滅してしまったものもいます。そういった絶滅したキツネザルの仲間がどんな生き方(生態)をしていたのか、知りたくありませんか?私は、キツネザルの頭蓋骨の化石から脳のかたちを復元して、脳のどの部分が大きくなっているのかを調べることで、キツネザルの絶滅種の生態を推定しています。今回の日曜サロンでは、これまでの研究で分かったことと合わせて、研究者が普段どのように化石を研究しているか、研究者の生態もご紹介したいと思います。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |