■日時:2024/11/3(日) 11:00~11:45 ■講師: 濱嵜 裕介 先生(京都大学 ヒト行動進化研究センター) ■内容: テナガザルはその名の通り長い腕が特徴的で、日本モンキーセンターでも、テナガザルが長い腕を使って枝から枝へ飛び回る姿を見ることができます。しかし、テナガザルの長い腕はどのように進化してきたのでしょうか。私はこれを調べるためにiPS細胞を使った研究を行なっています。iPS細胞と言えば再生医療や創薬などが思い浮かびますが、実は様々な霊長類の進化の研究にも大きく役立ちます。 今回の日曜サロンでは、iPS細胞とは何か、iPS細胞がどのように霊長類の研究に役立つのか、そして、現在私がiPS細胞を使って進めている、テナガザルの長い腕の進化を探る研究についてご紹介したいと思います。 |
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |