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■雑誌モンキー9巻3号を発刊しました!
今号では「環境教育実践」のほか、ゴリラが登場する記事が多く集まったので、それに合わせて表紙もヒガシゴリラです。また、よこはま動物園ズーラシアの村田園長による寄稿記事と連動して、特集グラビアは「動物園の生態展示」としました。もう1本の寄稿記事では魚を食べるニホンザルを取り上げるなど、バラエティーに富んだ誌面でお届けします。
(※定期購読者のみなさまへの発送は完了していますが、到着までに2週間程度かかる場合がございます)
目次や購読方法等は以下のページからどうぞ。
■モンキーキャンパス屋久島研修ツアーに行ってきました
2022年度から始まった屋久島研修ツアー。今年は経験者を対象としたアドバンストコースも設け、通常コースは11/22(金)~25(月)、アドバンストコースは11/25(月)~28(木)の各4日間で、湯本貴和先生のご指導で学びました。参加者は各5名、スタッフは附属動物園部の川原と学術部の赤見が同行しました。今年は堅果類の実りが少ないようで、クスノキの葉をもりもり食べていたのにはびっくり。個体識別されたサルにも何頭か再会できました。写真は左が通常コース、右がアドバンストコースのものです。
■ヒゲサキとブラッザグエノンが来園しました
日本平動物園よりヒゲサキのキーマ(♀・推定23歳)とブラッザグエノンのユッシー(♀・8歳)が来園しました。
日本平動物園でヒゲサキの繁殖に取り組むため、当園からラカーユを搬出し、高齢のキーマには当園で穏やかな余生を過ごしてもらうため、メスどうしを交換しました。
ブラッザグエノンは今年の1月にメスのバタコが亡くなり、ひとり暮らしになっていたシュガーと繁殖を目指します。
しばらく検疫した後にキーマは南米館、ユッシーはアフリカ館へ移動し、お見合いを進めていく予定となっています。
ご覧いただける日まで、もうしばらくお待ちください。
■ヒゲサキのラカーユが出園しました
本日8時に日本平動物園へ、ヒゲサキのラカーユが繁殖のために出発しました。今日はラカーユの誕生日で、皆様から頂いたプレゼントも一緒に持っていきました。到着してからのお楽しみ。日本平での、新しい生活をエンジョイしてくれると嬉しいです。
■クロミミマーモセットが来園しました
千葉市動物公園よりクロミミマーモセットのメスが繁殖のために来園しました。
2023年5月生まれの若い個体ですが、すでに体格がしっかりしており、いいお母さんになってくれるのではないかと期待しています。
しばらく検疫した後に南米館ホールへ移動し、お見合いを進めていく予定となっています。
展示にお目見えするまで、もうしばらくお待ちください。お楽しみに!
■ヒゲサキの移動とブラッザグエノンの来園について
11/28(木)にヒゲサキのメス『ラカーユ』が繁殖のため、静岡市立日本平動物園へ出園します。
また、同日にヒゲサキのメス『キーマ』とブラッザグエノンのメス『ユッシ―』が来園します。
ラカーユの展示は移動に向けて、移動日よりも前にみられなくなるかもしれません。キーマとユッシーにつきましては、来園後は環境に十分に慣れてもらってから、一般公開を予定しております。
※当日の体調や天候等により、動物の展示を中止する場合があります。
※出園日、来園日等は変更になる場合があります。
>>詳しくはこちら
■スンダスローロリスが来ました!
10/24に東京都恩賜上野動物園からオス1個体、10/27に札幌市円山動物園からメス1個体のスンダスローロリスが来園しました。 日本全体の管理計画に協力し、繁殖を目指します。現在当園にいるスローロリス類はレッサースローロリス(2頭)のみで、レッサー以外のスローロリスを飼育するのは12年ぶりです。久々の新規飼育種の導入になりました。検疫後は園内のスローロリス保全センター(非公開施設:不定期で限定見学ツアーを開催)で飼育予定です。情報はブログ等でお伝えしていきます。
■アビシニアコロブスが出産しました
10/5(土)にアビシニアコロブスのレナが出産しました。 4カ月前に出産したイロハと同じで初産ですが、近くで子育てを見ていたおかげかしっかりと子を抱いてくれています。 色々な個体が子育てに関わるアビシニアコロブスたちをこれからも温かく見守ってください。 少しお兄ちゃんのイエモンとの関係もどうなっていくのか楽しみです。
■特別展「190年前の霊長類図鑑」が始まりました
今回の特別展の主役は190年以上前、1831年にイタリア・ミラノで出版された図鑑。日本モンキーセンターが所蔵する貴重書の1つです。今回はこの図鑑に掲載された霊長類の姿を剥製や園内の動物たちと一緒にご紹介します。もちろん貴重な原本も展示中です。190年前の人がイメージした少し(?)奇妙な霊長類の世界ををご覧ください。
■古田悟郎さんの作品コレクションを展示しています!
海洋堂所属の古田悟郎さんの作品を期間限定で展示します。まるで生きているようなカメの造形作品を大公開!カメが大好きな方もそうでない方も、この機会にぜひ見に来てください!
【期間】
第1弾 リュウキュウヤマガメ 9/14(土)~9/23(月祝)
第2弾 オオアタマガメ 9/26(木)~10/7(月)
第3弾 メイオラニア 10/9(水)~10/21(月)
【場所】
ビジターセンター内 園長の部屋
■雑誌モンキー9巻2号を発刊しました!
今号は南米特集!表紙のフタイロタマリンや特集ビジュアルはもちろん、「動物園・水族館だより」では京都市動物園のフサオマキザル、「環境教育実践」ではシロガオサキ、寄稿記事ではエクアドルの多様なサル、そして「モンキーセンターだより」では南米館で生まれたシロガオオマキザルの子どもの話題を取り上げました。定番の連載もお楽しみに! 目次や購読方法等は以下のページからどうぞ。
■第8回笹ヶ峰ニホンザル調査に行ってきました!
9/2(月)~9/5(木)の日程で、無雪期の笹ヶ峰ニホンザル調査に行ってきました!メンバーは京大学士山岳会の杉山先生、中部大学国際GISセンターの杉田先生、JMCの星野、奥川(初参加!)、赤見の5名です。笹ヶ峰ではもうブナやヤマブドウが実りはじめていて、サルたちがほおばっていました。そして今回はなんと!4つの群れ(グループ?)を観察できました。うち1群は2日目に約10時間、3日目にも1時間ほど追跡でき、識別できそうな個体も3頭見つけたので、次に会った時には同じ群れだと断定できるでしょう。冬にまた会えますように。
■「日本モンキーセンター 霊長類和名リスト 2024年7月版」を公開しました!
「日本モンキーセンター 霊長類和名リスト」の改訂版を公開しました。霊長類の分類の細分化が進み、種数が増加の一途をたどる状況下、和名の編纂に取り組み、最初の霊長類和名リストを公開したのが2018年。その後の6年間の変化を鑑みて、このたびメジャーバージョンアップをおこないました。2018年に447種だったリストが、今回は524種。分類の見直しは今後も続くと思われますが、今回のリストが多くの方の参考になればうれしく思います。
■「動物園長の部屋」オープンしました!
本日7/20(土)より、ビジターセンター内に「動物園長の部屋」がオープンしました。開園時間中はご自由にお入りいただけます。 動物園長の部屋では、趣味の生きもの(ヘビ、カメ、魚類など)を飼育していたり、さまざまな図書やコレクション、お友達の「さかなクン」からもらったお宝など、いろんなワクワクが詰まっています。 夏休みの自由研究や生きものについての相談、読書、休憩など、どんなご用でもお気軽にお立ち寄りください。“サル以外”のことならどんな質問にもお答えします。
■第40回日本霊長類学会大会に参加しました!
7/12(金)~14(日)に仙台で開催された第40回日本霊長類学会大会に、学術部から林、高野、新宅、赤見が、附属動物園部から奥村、高田が参加しました。ポスター発表では林が大学生の行動観察実習について、高野が霊長類和名リスト改訂について、赤見が生息地へのフィールドツアーについて、奥村がヤクシマザル歴代アルファオスの年齢等について発表しました。日本モンキーセンターの資料を用いた共同研究や、園内で調査した中高生の発表(うち2件が優秀ポスター発表賞受賞!)などもたくさん!最新の研究動向や活発な議論に触れ、充実した3日間でした。
■チベットモンキーとハイイロウーリーモンキーが引っ越しました
本日6/18(火)に、チベットモンキーのメス、ミートと、ハイイロウーリーモンキーのオス、アッサムとダージリンが、よこはま動物園ズーラシアへお引っ越ししました。トラブルなく、落ち着いた様子で搬出作業ができました。雨の中、多くの方に見送られ出発しました。無事に到着して、新しいくらしにも早く慣れ、楽しく過ごしてくれたら嬉しいです。
■アビシニアコロブスが出産しました!
6/11(火)にアビシニアコロブスのイロハが出産しました。イロハは初産のためうまく抱いてくれるか心配でしたが、しっかり抱いてくれていて子も元気そうです。アビシニアコロブスのオトナたちは白黒でまっすぐな体毛ですが、新生児のうちは白色でカールした毛をしていて、数カ月で徐々に色が変わっていきます。コロブスのなかまは母親以外のメスが子を抱くことも多く、イロハ以外が抱いていることもありますが、気が付いたらイロハの元に戻って乳を吸っていますので安心してください。子の毛色の変化と子の成長を温かく見守ってください。
■ボリビアリスザルが出産しました!
6/3(月)にリスザルの島でボリビアリスザルのハスが出産しました! リスザルの島では2年ぶりの出産です。名前はまだ決まっていませんので、決まりましたら紹介させていただきます。体の小さい子どもを遠目で見つけるのは難しいかと思いますが、母親の背中にしっかりとしがみついて島の木々を移動する姿をぜひじっくりと観察してみてください!
■クラウドファンディングへのご支猿ありがとうございました!
日本モンキーセンターでは、2024年4月1日から5月31日まで「動物たちのくらしをまもり、未来へつなぐ!」と題してクラウドファンディングに挑戦してきました。多くの方からご支猿を賜り、5月14日には当初の目標額1,070万円を達成し、最終日までに1,000名近い方からネクストゴール1,594万円を超える約1,647万円(6/2現在)にのぼる支猿金をいただきました。また、支猿者のみなさまからの心温まるコメントにも大いに励まされました。心より感謝申し上げます。今後、いただいたご支猿をもとに、動物たちのくらしをまもり、未来へつなぐ活動を進めて参ります。随時ご報告していきますので、引き続き応猿よろしくお願いいたします。
■雑誌モンキー9巻1号を発刊しました!
雑誌モンキー、復刊後9年目を迎えました!今号のテーマは「水」です。今年4月に着任した下村園長は長らく水族館業界で活躍してきたこともあり、巻頭グラビアやいくつかの記事は水の生き物に関する内容で集めてみました。とくにグラビアにはついにまったく霊長類が登場しない回に。そのぶん、表紙は超レア種のサルが飾っています。ちょっと変わった9巻1号、お楽しみに!
■アビシニアコロブスのラテが帰ってきました
4/17(水)にアビシニアコロブスのラテが帰ってきました。 2014年の11/28にブリーディングローンで鹿児島県の平川動物公園へ引っ越ししていましたが、約10年ぶりにJMCへの復帰になります。世代が代わり出て行った当時の個体はいませんが、イロハ・レナの母親たちと年齢が近いため、今後2頭が出産した時には一緒に子育てをしてくれるのではないかと期待しています。現在は群れに入るために1頭ずつとお見合いを進めています、お披露目までもう少しお待ちください。
■シロガオオマキザルに赤ちゃんが生まれました!
4/23(火)にシロガオオマキザルのニコールが出産しました。オマキザルのなかまは4~5歳ほどで性成熟を迎えますが、ニコールは今年20歳にして初めての出産です。子どもの名前は「ツツジ」に決まりました。シロガオオマキザルの誕生は日本モンキーセンターでは18年ぶりとなります。当園で飼育しているシロガオオマキザルはいずれも子育ての経験がありません。ご来園くださるみなさまには、ニコール、ツツジ親子およびシロガオオマキザルたちを静かに見守っていただければ幸いです。
■澤田酒造コラボ第8弾!
今回のコラボは念願のゴリラの「奇跡のみかん」を搾ってつくったお酒です!!2023年12月28日に摘み取りをした「奇跡のみかん」の一部(93.24kg)を持って、3月29日、30日に澤田酒造(常滑市)にチーム泥酔の2名が出向き、酒蔵のみなさんと一緒に手作業で搾りました。この果汁と白老の純米酒を混ぜてできたのが「タロウさんとこのみかんのおさけ」です。限定90本をミュージアムショップで販売します。ロックでも炭酸で割ってもスッキリ、爽やかで美味しいですよ。
■附属動物園長に下村実が就任しました
日本モンキーセンター附属世界サル類動物園 新園長に 下村 実(しもむら・みのる)が就任しました。下村新園長は、京都水族館・館長、四国水族館・飼育展示部長などを歴任し、日本の水族館業界を牽引してきました。水族館で培った生物保全・研究・経営などのスキルを活かし、当世界サル類動物園の発展に貢献してまいります。
※下村新園長の就任により、伊谷原一所長の園長兼任が解任となりました。引き続き、所長は伊谷原一、理事長兼博物館長は山極壽一が務めます。
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