今回の特別展では「音声」を取り上げました。音声は霊長類にとって重要なコミュニケーションです。しかし、音声は目に見えません。形のない「音声」を展示するのには苦心しましたが、結果としてとてもにぎやかな展示が完成しました。霊長類の豊かな音声コミュニケーションの世界をお楽しみください。 >>特別展のページへ [2024.3.16 学術部 高野 智より]
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今号では巻頭ビジュアルを拡大し、スタッフによる海外動物園研修を紹介しました。日本では見られないような霊長類展示の数々を、スタッフそれぞれの目線からお楽しみください。 連載にも注目です。「生態学者が往く」は石川・能登の旅。「ぼくはこうしてゴリラになった」は「オスたちの恋愛劇」が急展開。 目次や購読方法等は以下のページからどうぞ。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2024.3.1 学術部 赤見理恵より]
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2/27(火)に、マンドリルのサムとイラーリが日本平動物園へ引っ越しました。日本モンキーセンターのマンドリルの群れ調整により、昨年2月にペアになった2頭です。のんびりしているサムの横で、おいしいものを素早くとっていくイラーリ。ケンカもなく、おだやかに過ごしていましたが、より良い環境へ移動できることになりました。日本平動物園にもメスのマンドリルが2頭くらしているので、今後どんな生活になっていくのか楽しみです。検疫期間があったり、場所に慣れたりするのにまだ時間は要しますが、落ち着いたら2頭に会いに行きたいと思います。 [2024.2.27 附属動物園部 田中ちぐさより]
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豪雪で知られる石川県の白山で、今年もニホンザル調査に参加してきました! 白山では1964年から、当時日本モンキーセンター研究員だった伊沢先生らにより毎年調査がおこなわれています。今年は2/18(日)~25(日)に実施され、赤見が6日間参加しました。 いつもは真っ白い雪面でサルを探してカウントするのですが、今年は茶色い斜面ばかりで苦労しました 。(写真右上に1頭います) ※科研費 基盤研究(C)(JSPS-23K02426)の助成をうけました。 [2024.2.26 学術部 赤見理恵より]
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アフリカセンター前トイレに続き、楽猿前トイレの建て替え工事とWaoランド前トイレの新設工事が完了し、2/17(土)から使用開始しました。 アフリカセンター前トイレと同様、幅広い年齢の方々やファミリー層にも快適に利用いただける仕様となっています。 今まではビジターセンターからアフリカセンターまでの間にトイレがなかったので、小さいお子様連れのご家族には不安なこともあったかもしれませんが、これでもう安心です!ご来猿の際は新しくなったトイレをぜひご利用ください。 [2024.2.26 事務部より]
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2/4(日)に開催した第58回プリマーテス研究会では、私たちスタッフも日頃の研究や活動の成果を発表しました。
この内容を来園者のみなさまにも見ていただこうと、ビジターセンターの入口に、スタッフが発表したポスターを展示しています。 また3/16(土)の特別展オープン前日まで、特別展示室入口に日本モンキーセンター友の会会員が発表したポスターも展示しています。 ぜひお早目にご覧ください。 >>プリマーテス研究会のページへ [2024.2.11 学術部より]
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1/22(月)からおこなわれていたトイレの改修工事ですが、アフリカセンター前トイレのリフォームが2/10(土)についに完了しました!昭和の雰囲気が漂っていた薄暗い和式トイレが、モダンな令和の洋式トイレへと鮮やかな変貌を遂げました! 男女両方のトイレにベビーベッドがあり、ベビーカーごと入れる広いブースも完備。ファミリー層にもとてもフレンドリーなトイレとなっています。楽猿前トイレとWaoランド前トイレもまもなく完成予定です。ワクワクがとまりません! [2024.2.10 事務部より]
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1/29(月)~2/2(金)の日程で、積雪期の笹ヶ峰ニホンザル調査に行ってきました! はじめの2日間は麓の杉野沢集落周辺にいる3群を調査し、そのうち2群を見つけフンの採集もできました。 2日目夜から星野が合流し、後半3日間で笹ヶ峰へ。ドローンと山スキーで調査し、群れは見つけられませんでしたが新しい足跡と食痕を見つけ、今年も冬の笹ヶ峰でサルの群れがくらしていることを確認できました。この季節、麓でも笹ヶ峰でも、樹皮をよく食べていました。 >>笹ヶ峰ニホンザル調査のページへ [2024.2.4 学術部 赤見理恵より]
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12/9(土)~12/12(火)の日程で、湯本貴和先生のご指導のもと、モンキーキャンパス屋久島研修ツアーに行ってきました。ヤクシマザルの飼育下と野生での、食性や毛並みの違いを見ることができました。 モンキーバレイの順位が高い個体には頭に剃りこみが入っていますが、野生ではそれがありませんでした。飼育下よりも、エサを探す時間や採食に時間を費やしているためと考えられます。また、サルが樹上から落とす植物の実や枝葉、糞を食べるヤクシカを見ることができました。野生でしか見られない行動や他種とのかかわりを見ることができ、充実した4日間でした。今後の飼育やガイドの糧にしていきたいです。 [2023.12.22 附属動物園部 堀川晴喜より]
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昨年コラボ第4弾で販売した「Bone to be Wild」が「2」になって戻ってきました!! 今回はワオキツネザルの頭骨が描かれた最高にロックなラベルです。 下顎の切歯と犬歯が「櫛歯」になっていたり、眼窩後壁がなく、眼窩輪の後ろが貫通していたりするのが特徴です。 お酒は新酒「白老 若水 純米 しぼりたて生酒」です。冬ですが、冷やで飲むのがおすすめです。 [2023.12.22 チーム泥酔より]
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12/5(火)にショウガラゴのチャーリーが亡くなりました。死因は根尖膿瘍の進行による前庭障害で、11才でした。 体重170gという小さな体ですが、大きな耳と目でコオロギをみつけると、狙いをさだめて跳躍して一発で捕まえる姿が素晴らしかったです。 日本モンキーセンターのショウガラゴでは最後の1頭でした。 >>Web霊長類図鑑「ショウガラゴ」へ [2023.12.8 附属動物園部 廣澤麻里より]
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このたび多大なるご支猿をいただき、園内トイレの新設及びリフォームをすることとなりました。つきましては以下の日程でトイレ改修工事をおこないます。 ・お食事処「楽猿」前トイレ: 2023年12月19日(火)~2024年2月16日(金) ・Waoランド前トイレ: 2023年12月19日(火)~2024年2月16日(金) ・アフリカセンター前トイレ: 2024年1月22日(月)~2月9日(金) ※食事処「楽猿」前には仮設トイレを設置します。 ※Waoランドは工事中も入場可能です。 ※アフリカセンター前の身障者用トイレは工事中もご利用いただけます。 ※アフリカセンター前トイレ工事期間中は入園ゲート前およびビジターセンターのトイレをご利用下さい。 来園者の皆様には工事期間中ご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 [2023.12.7 事務部より]
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本日12/5(火)、休園日を利用して「大型類人猿脱出時対策訓練」をおこないました。 新型コロナウイルスによる規制も緩和され、3年ぶりに実際に園内にて訓練をおこないました。若手にとっては初めての訓練でしたが、上長の指示で行動し、状況の把握もできていました。改善点などをみなで話し合い、今後もよりよい訓練ができるように取り組むとともに、脱出自体が起こらないよう、日頃から気を引き締めてまいります。 [2023.12.5 附属動物園部・訓練担当 坂口、星野より]
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今号では、山田一憲先生に淡路島モンキーセンターのニホンザルについて寄稿していただきました。これに合わせて、巻頭グラビアではJMCのスタッフが訪れた日本各地の野猿公苑のニホンザルたちを特集しています。12月3日の「世界ニホンザルの日」にぴったりの記事です。充実の連載記事ともども、お楽しみください。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2023.12.2 学術部 高野智より]
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11/28(火)に日立市かみね動物園より、マンドリルのリエル(♀)が来園しました! 検疫が終わったら、群れでくらしていけるようにお見合いを進めていこうと思います。ブログやX等で進捗を報告していきますのでお楽しみに♪ ※リエルに会うことができるまで時間はかかるかもしれません。ご承知おきください。 >>Web霊長類図鑑「マンドリル」へ >>日立市かみね動物園のサイトへ [2023.12.1 附属動物園部 田中ちぐさより]
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イギリス、アメリカに続き、第3弾はヨーロッパに行かせていただきました。9/14~29の日程で綿貫、田中を軸に、阿野、武田、奥川、高田が入れ替わりながら、計6カ国10カ所の動物園を訪れました。古い施設を利用したものから、最新技術、話題の施設など、裏側を含めて案内してもらいながら学ばせていただきました。
日本と海外とでは動物園をとりまく環境は異なりますが、日本モンキーセンターでも今後の動物管理や施設整備の参考にさせていただこうと思います。
[2023.10.1 附属動物園部 田中ちぐさより]
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海外研修の第2弾として、学術部の高野、新宅、附属動物園部の川崎、辻内の4人で、9/11~9/20の日程でアメリカ研修に行ってきました。
動物園5園(スミソニアン国立動物園、フィラデルフィア動物園、ブロンクス動物園、セントラルパーク動物園、ヘンリードーリー動物園)と博物館2館(スミソニアン国立自然史博物館、アメリカ自然史博物館)を訪問しました。
15mの高さを移動するオランウータン、園全体にめぐるトレイルの中を移動する動物たち、川が流れる園内、大きなドーム展示、混合飼育、迷路のような裏側などなど、沢山の貴重な経験と学びを得ることができました。
研修で見て感じ、学んだことを日本モンキーセンターの将来に繋げて参ります。
[2023.9.29 附属動物園部 辻内祐美より]
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将来的な施設改修を視野に、スタッフが先進的な動物園から学べるよう、海外動物園研修のためのご寄附をいただきました。その第1弾として、8/30~9/9の日程で、附属動物園部の奥村、廣澤、学術部の阪倉、赤見の4人で、英国研修に行ってきました。
訪れた施設は訪問順に、エディンバラ動物園、ロンドン動物園、ロンドン自然史博物館、チェスター動物園、トワイクロス動物園、エデンプロジェクト、ペイントン動物園です。うち4つの動物園ではバックヤードを含めてご案内いただき、施設や飼育管理方法の工夫などを直に学ぶことができました。
この貴重な経験を日々の業務に活かしていくのはもちろん、日本モンキーセンターの将来を考える糧にしていきたいです。 [2023.9.10 学術部 赤見理恵より]
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公式ブログ「飼育の部屋」でお知らせしたとおり、8/17(日)にフランソワルトンのニィが初めての出産をしたのですが、抱くことができず、仔のレンは人工哺育となりました。両親との対面を毎日続けながらレンを育てていたところですが、残念ながら9/10(日)に死亡してしまいました。特殊な消化機構をもつリーフイーター(コロブス亜科)のサルの人工哺育は非常に難しいとされていますので、今回の課題を精査し、記録を残すことで、次につなげていきたいと思います。元気に育つよう応援してくださった皆さま、ありがとうございました。 [2023.9.10 附属動物園部 綿貫宏史朗より]
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澤田酒造とのコラボ第6弾は、日本酒ではなく梅酒です。 10月の「国際テナガザルの日」にあわせて、テナガザルのラベルにしました。 掛け軸や襖などに描かれている水墨画の猿候図をイメージしたデザインです。 テナガザルがそっと手を伸ばし、枝垂れ梅の花を採ろうといている姿を描いています。 中身は知多市の「佐布里梅」を江戸時代の製法で丁寧に仕込んだ、純米吟醸仕込みの梅酒です。 園内ミュージアムショップで9月2日より期間&本数限定販売中です! この梅酒を飲んで、絶滅の危機に瀕しているテナガザルたちのことを考える機会になれば嬉しいです。 >>澤田酒造のオンラインストアからもご購入いただけます [2023.09.10 チーム泥酔より]
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霊長類専門の博物館であり、動物園である日本モンキーセンターですが、じつは霊長類以外の標本も所蔵しています。今回はなかなか今まで紹介する機会のなかった「サルじゃない」標本を一堂に集めました。
また会場中央には今年春に収集した犬山のニホンカモシカの全身骨格標本を展示しています。
多彩な動物の世界、どうぞお楽しみください。 >>特別展のページへ [2023.7.15 学術部 新宅勇太より]
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Waoランド内の木製デッキをリニューアルすることになりました。
株式会社フェイスワン様からWaoランド改修のためのご寄附をいただき、永く使える樹脂木材を使用したデッキに生まれ変わります。そのリニューアル工事のため、一時的にWaoランドを閉鎖いたします。 工事期間:8/25(金)~9/25(月) ※ワオキツネザルは、Waoランドmini・マダガスカル館でご覧いただけます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。 [2023.7.12 附属動物園部 川崎千穂より]
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【8/24(木)追記:Waoランドリニューアルに伴う一時閉鎖期間の変更のお知らせとお詫び】 8/25(金)からの閉鎖を予定しておりましたが8/28(月)~9/25(月)へと変更となりました。 ご不便おかけしますが、ご理解のほどご協力お願いいたします。 なお、8/25日(金)~8/27日(日)は通常通りWaoランドをオープンします。 |
くもん出版から発売されている「飼育員がつくったサルの図鑑 かならず会いたくなっちゃう56のなかまたち」の重版を記念して、9/9(土)にトークイベントを開催します。
場所は大阪キタエリア梅田堂山のトークライブハウス「梅田Lateral(ラテラル)」です。
初めての関西遠征で、しかも初めてのオシャレなライブハウスでのトークショーということで、すでに緊張を隠し切れない担当ですが、がんばって盛り上げますので、お近くにお住まいのみなさまも、遠方の方々もぜひ会いに来てください!お待ちしています!
>>梅田Lateralのホームページへ >>チケット購入はこちら [2023.7.1 附属動物園部 阿野隆平より]
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本日6/30(金)の10:30頃、南米館屋内ホールよりコモンマーモセットのオスのクロ、メスのソラが伊豆アニマルキングダムへ引っ越ししました。迎えに来られた伊豆アニマルキングダムのスタッフさんとお見送りの時に写真を撮りました。とっても明るいスタッフのみなさまでしたので、新天地のくらしもきっと楽しいと思います。いってらっしゃい!会いに行くねー!
>>Web霊長類図鑑「コモンマーモセット」へ >>伊豆アニマルキングダムのサイトへ [2023.6.30 附属動物園部 坂口真悟より]
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ワタボウシタマリンのオスのシトラスとメスのシズクが、今日6/13(火)のお昼13:00頃に浜松市動物園に出発いたしました。 新天地でのくらしを楽しみにする担当者一同です。いってらっしゃい、お気をつけて。私たちも会いに行きます。 >>Web霊長類図鑑「ワタボウシタマリン」へ >>浜松市動物園のサイトへ [2023.6.13 附属動物園部 坂口真悟より]
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6/5(月)、マンドリルのサンフジ(♂)がおびひろ動物園へ引っ越しました。 おびひろ動物園には姉のサラサがいるので、元気に仲良くくらしてほしいと思います。 >>Web霊長類図鑑「マンドリル」へ >>おびひろ動物園のサイトへ [2023.6.5 附属動物園部 田中ちぐさより]
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国内最後の1頭だったクチヒゲグエノンのキャロルが5/31(水)に亡くなりました。28歳でした。 サイクスモンキーのライト、ベルベットモンキーのブルーと一緒に、3種が同じ部屋でくらしていて、 すごく仲がいい訳ではありませんが、「違う種でも一緒にくらすことはできるんだ」ということを教えてくれた、貴重な存在でした。 みなさま最後まで見守っていただきありがとうございました。 >>Web霊長類図鑑「クチヒゲグエノン」へ [2023.6.3 附属動物園部 星野智紀より]
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今号では「新アフリカ館 原野と森の家」のグランドオープンにちなみ、中川尚史先生に「サバンナのサル」をご寄稿いただきました。またこれに合わせ、巻頭グラビアでもアフリカのサバンナにくらす野生動物たちを取り上げました。 紙面リニューアル後、2年目に入った雑誌「モンキー」。1号が発刊されたこのタイミングでの定期購読開始がおすすめです。目次や購読方法等は以下のページからどうぞ。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2023.6.1 学術部 赤見理恵より]
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5/30(火)、マンドリルのディディ(♀)が宮崎市フェニックス自然動物園へ引っ越しました。 到着は翌日になるので、長旅になりますが、無事に到着して、新天地でも元気にくらしてほしいと思います。 [2023.5.30 附属動物園部 田中ちぐさより]
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2023年4月に、日本モンキーセンターの所蔵する霊長類脳標本を使った論文が刊行されました。以前より公開している霊長類脳標本画像リポジトリに新たなデータが追加されました。60年以上の歴史の中で蓄積されてきた標本から、最新の技術で今後さらなる知見が得られることが期待されます。 >>京都大学のプレスリリースへ [2023.5.22 学術部 新宅勇太より]
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今回で第5弾となる澤田酒造(常滑市)とのコラボラベルの日本酒を発売します! 「特別純米千寿白老」のニシゴリラのタロウ50歳記念ラベル「燻銀(いぶしぎん)」です。 720mlは黒い瓶に銀キャップ&「銀」の文字に箔おしされた特別仕様で、 50歳の年月を感じる渋いタロウをイメージしました。 300ml 1000円、720ml 2000円で、ビジターセンターで販売中です。 20日はコレでタロウの誕生日をお祝いしましょ~! [2023.04.17 チーム泥酔より]
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4/12(火)に、南米館の屋内ホールでくらしていたワタボウシタマリンの♀シューがいしかわ動物園へ移動しました。 昼間にモンキーセンターを出発し、夕方無事到着したとの連絡があり安心しました。移動用のケージの中に入っても落ち着いていたので、きっと新天地でも大丈夫だと思います!また会いに行きます! [2023.4.13 附属動物園部 武田康祐より]
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販売開始から売れ行きが好調で、すぐに在庫が切れてしまったので告知できませんでしたが、追加分の在庫も届いたので、改めてお知らせします! くもん出版さんと約3年かけてつくっていた本「飼育員がつくったサルの図鑑 かならず会いたくなっちゃう56のなかまたち」がついに完成しました。この本はモンキーセンターでくらす霊長類の雑学などをイラストで紹介しています。読むときっと本を片手にモンキーセンターを訪れたくなると思います。3/10(金)の発売開始からわずか5日という異例のスピードで重版が決定するなど、少しずつ巷で噂になってきているのではないかなと感じています。 ぜひ一度読んでみてください! [2023.4.5 附属動物園部 阿野隆平より]
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4/1(土)、アフリカに生息する4種の霊長類(パタスモンキー、マントヒヒ、マンドリル、アビシニアコロブス)を
飼育展示する新施設「新アフリカ館 原野と森の家」がグランドオープンしました!
オープニングセレモニーでは、 女優で日本モンキーセンター親善大使の竹下景子様、犬山市立犬山中学校校長の勝村偉公朗様、日本モンキーパーク所長の小島智弘様、株式会社シンエイライフ社長の田中孝昌様、澤田酒造株式会社社長の澤田薫様にご臨席いただき、愛称発表や鏡開きをおこないました。鏡開きで使用したのは木の樽ではなく、フィーダー(給餌装置)として再利用できるプラスチックドラム缶。モンキーセンターらしさいっぱいの式典となりました。 今後はこの新施設を中心に、動物たちの迫力のある姿を引き出せるような展示施設にしていきたいと計画しています。 [2023.4.2 日本モンキーセンターより]
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愛知東邦大学の渡邉さんが、授業の一環でクラウドファンディングにより資金を集め、ボウシテナガザルのためのエアコンを寄附してくださいました。3/28(火)の休園日に無事設置工事が完了しました。 新品のエアコンのおかげで冬はあたたかく、夏は涼しく快適にすごしてもらうことができます。 ご支援いただきありがとうございます! >>ブログ「飼育の部屋」の記事へ >>愛知東邦大学Webサイト内の紹介ページへ [2023.3.29 附属動物園部 奥村文彦より]
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愛知県稲沢市出身のイラストレーター、磯野宏夫さんが2013年5月28日に亡くなられて10年という節目に、
日本モンキーセンターで原画展を開催することになりました。 磯野さんはフリーのイラストレーターとして独立して以降、東南アジア、南米、アフリカなどの 野生動物がくらす森を数多く訪問し、森と動物をモチーフにした作品をたくさん残しています。 今回の特別展では、とくに霊長類が描かれている作品を選んで展示しました。 磯野さんが歩いた森の雰囲気や動物たちの息吹を、感じていただければ幸いです。 >>特別展のページへ [2023.3.18 学術部 江藤彩子より]
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日本モンキーセンターでは、2023年3月13日より新型コロナウイルスの対応の一部を緩和いたします。一部制限が残るエリアでは引き続きご不便をおかけいたしますが、飼育されている動物たち、職員、そしてご来園いただくみなさまを守るため、来園にあたっては以下の点にご留意いただきますようお願いいたします。
Japan Monkey Centre (JMC) will loosen some preventive measures for COVID-19 from 13th March 2023. To protect animals, staff, and other visitors, please follow the rules listed in below.
[2023.3.10 公益財団法人日本モンキーセンターより]
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2/28(火)に、リスザルの島にくらすボリビアリスザルのハッピーとハロ、ハミルの3頭が豊橋総合動植物公園へ移動しました。慣れないケージや長時間の移動で緊張しているのではないかと心配でしたが、到着後すぐに餌を食べて落ち着いているとの連絡があり、安心しました。慣れない環境での新生活なので、まだまだ心配事は多いですが、豊橋総合動植物公園のボリビアリスザルたちの群れに馴染めるよう、頑張ってもらいたいと思います。 [2023.3.4 附属動物園部 荒木謙太より]
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今号では、3月3日の「世界野生生物の日」に合わせて誌面づくりをおこないました。表紙と特集グラビアでは、JMC職員が撮影したワシントン条約附属書Ⅰ(CITESⅠ)の掲載種を特集しました。寄稿記事「野生生物の保全とワシントン条約」でも取り上げています。 その他、各種連載記事に加え、新施設「新アフリカ館」の裏話など、今号も盛りだくさんの内容でお届けします。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2023.3.2 学術部 高野 智より]
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豪雪で知られる石川県の白山で、今年もニホンザル調査に参加してきました! 白山では1964年から、当時日本モンキーセンター研究員だった伊沢先生らにより毎年調査がおこなわれています。今年は2/12(日)~19(日)に実施され、赤見が5日間、辻内が3日間参加しました。 雪が多すぎた去年に比べれば、今年は雪が少なくラッセルは楽でしたが、 谷を隔てた対岸のサルを見つけにくくて苦労しました。 それでも双眼鏡でギリギリ見えるような山の斜面で、写真のような姿を見ることができました。 ※科学研究費助成事業 基盤研究(C)(JSPS- 19K02721)の助成をうけて出張しました。 [2023.2.17 学術部 赤見理恵より]
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2/6(月)~8(水)の3日間で、新潟県妙高高原へニホンザルの調査に行ってきました。 1日目はサルらしき足跡を見つけたものの、サルの姿は確認できず。2日目は事前に聞いていたサルの位置情報を元に、川沿いの遊歩道脇の法面でサルの群れを発見しました。3日目は2日目と同じ場所を訪れたところ、ほとんど移動せずに居たため、すぐに見つけることができました。冬は食べ物が少ない季節ですが、サルたちは木の皮や除雪時に道路脇に寄せられたドングリ、マメ科の木の枝先についたパリパリになったサヤなどを食べていました。なぜか落花生の殻も落ちていましたが、おそらく節分で人がまいたものをサルたちが頂戴したものでしょう。今回観察できたのは調査対象にしている笹ヶ峰の群れではありませんでしたが、調査時に回収したフンを調べることで群れの関係性を知ることができるかもしれません。 ※科学研究費助成事業 基盤研究(C)(JSPS- 19K02721)の助成をうけて出張しました。 >>笹ヶ峰ニホンザル調査のページへ [2023.2.10 学術部 江藤彩子より]
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今年も3月に「猿JOY!感謝祭!」が開催されます。期間中の3/11(土)と3/12(日)の2日間、大好評の「JMCクリエーターズマーケット」を開催!
手作りのグッズをモンキーセンターで販売してみませんか?
ニッチなクリエーターさん大募集中ですので、ぜひご参加ください。
詳しい要項はこちらからご確認いただけます。 >>JMC クリエーターズマーケット「猿日~EN-niche (エンニッチ)~」出店要項へ [2023.1.8 附属動物園部 荒木謙太より]
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澤田酒造さんとコラボを始めて、ちょうど1年になりました。 今回はご縁の原点である「霊長類骨格手ぬぐい」がお気に入りの、澤田酒造の副社長さんから ロックな骨ラベルをという希望で、犬歯がかっこいいアヌビスヒヒの頭骨がラベルになりました! その名も「Bone to be wild」。お酒は新酒「若水純米しぼりたて生酒」を使用しています。 年末年始の手土産にロックな「Bone to be wild」をいかがでしょう? [2022.12.29 チーム泥酔より]
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昨年度より設置を進めていた「新アフリカ館」ですが、昨年度末に建屋が完成し、今年度は内部の様々な手入れを進め、ついに入居第一号として旧「アフリカ館」よりパタスモンキーが引越してきました。引越し自体は11/29に完了しており、新施設に慣れてきたことから、本日12/10より展示面の囲いを撤去し、正式に展示開始といたしました。今回の施設では、ガラス面にて間近に動物をご覧いただけるようになっています。霊長類最速ランナーといわれるパタスモンキーのスマートな手足をじっくり観察してみてください。 また、新アフリカ館への動物の引越しはこれから順次進めていき、来年の春にはグランドオープンとしたいと考えています。ご期待ください。 [2022.12.10 附属動物園部 綿貫宏史朗より]
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平素から公益財団法人日本モンキーセンターをご利用いただき、誠にありがとうございます。 昨今の物価・光熱費等の高騰により、動物たちのくらしを維持するための費用も高騰しています。 法人としての努力のみでは対応が困難であることから、このたび入園料等の改定をおこなうことといたしました。 入園料 大人(高校生以上) 800円⇒1,200円 小中学生 400円⇒500円 幼児(3才以上) 300円 ※変更なし 友の会年会費 大人(高校生以上) 3,000円⇒4,000円 ※小中学生・幼児は変更なし 他施設との共通券料金については、追って営業案内ページに掲載いたします。 ご迷惑をおかけいたしますが、みなさまのご理解とご協力のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。 [2022.12.9 所長 伊谷原一より]
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12/5(月)の朝、クロシロエリマキキツネザル♂シナモンさんが上野動物園にお引っ越ししました。ブログで事前にお知らせしていましたので、東京近隣のみなさまからSNS等で「いらっしゃい!」や「待ってますよー。」などの暖かいコメントを頂きました。当日は9:00に犬山を出発して14:30頃に無事到着したと連絡がありました。お見合いや同居など、これからいろいろな計画が進みます。楽しみに連絡を待ちたいと思います。 [2022.12.9 附属動物園部 坂口真悟より]
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今号はコロナウイルスの影響で行けていなかった、コンゴ・ムバリ地区のボノボ調査を
新宅キュレーターに書いていただきました。 また、キルギスでのユキヒョウの調査もあり、海外へ動物の調査に行けるようになってきたことが実感できます。 他にも厳冬期のニホンザル、ダスキールトン、竹下景子さん連載の動物慰霊祭など、 今号もさまざまな話題が集まりました。ぜひお手に取ってご覧ください! >>雑誌「モンキー」のページへ [2022.12.3 学術部 江藤彩子より]
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11/28(月)~12/1(木)の日程で、湯本貴和先生のご指導のもと、モンキーキャンパス屋久島研修ツアーに行ってきました。メンバーは参加者5名とスタッフ2名(土性、赤見)、そして湯本先生です。1日目は夕方西部林道で、2日目は標高の高い場所で、3日目は西部林道の森の中で(※許可を得て入林しています)、ヤクシマザルのくらしぶりをじっくり観察できました。個体や群れを識別したり、植物やシカとの関係を学んだり、森の中を群れと一緒に歩いたり。充実した研修となりました。 [2022.12.2 学術部 赤見理恵より]
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11/25(金)の朝、クロシロエリマキキツネザル♀クミンさんが、仙台の八木山動物公園に出発しました。当園のクロシロエリマキキツネザルの♂シナモンさんは、クミンさんの双子の兄妹です。ここでの繁殖は難しいということで、ブリーディングローン(繁殖のための動物貸し借り)で仙台にお引っ越ししました。良い出会いが待っているはずです。19:00頃、無事に到着したと連絡がありました。良かったー。新しい生活のスタート。クミンさん頑張ってねー! [2022.11.26 附属動物園部 坂口真悟より]
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本日アビシニアコロブスの♂ピンくんが静岡市立日本平動物園からやんちゃに来猿しました。しばらくバックヤードで検疫した後、新アフリカ館で少しお姉ちゃんのイロハ・レナとの同居に向けてのお見合い予定です。
3頭仲良くなりみなさまにお披露目できる日までもうしばらくお待ちください。 [2022.11.22 附属動物園部 星野智紀より]
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フランソワルトン♂ライムくんが先ほどよこはま動物園ズーラシアから到着いたしました。2013年11月13日生まれのライムくん、先週9歳になったばかりですね。今日から少しバックヤードにいてもらい、健康状態を確認します。それからアジア館に移動する予定です。リンリンさんとニィちゃんと仲良くなってくれるとうれしいな。同居までしばらくお待ちください。 [2022.11.22 アジア館担当より]
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10/25(火)に静岡市立日本平動物園からクロミミマーモセットのカカオ♀とベル♂が来園しました。 来園後の検疫などが終わって南米館に来たあとは、相性を見ながら、新しいペアづくりを頑張っていきます! (写真提供:静岡市立日本平動物園) [2022.11.5 附属動物園部 土性亮賀より]
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10/25(火)に静岡市立日本平動物園へクロミミマーモセットのカシューとカラシナ、コモンマーモセットのフクとダイチが移動しました。 新しい場所で、新しいなかまとも仲良く過ごせることを心から願っています。 元気でね!また会いに行きます!! [2022.11.5 附属動物園部 土性亮賀より]
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サツマイモ作りの農業体験ができる「わがまま農業体験 れこると大須in中津川」の次年度の募集がスタートしました!作付と収穫の2回を体験でき、収穫したサツマイモをお持ち帰りできます。 https://recolte-osu.com/ 2023年度応募分についても、主催の「れこると大須」さんのご厚意により、日本モンキーセンター支猿プランを設けていただきました。モンキーセンターでくらすサルたちの食べるサツマイモを、たくさん収穫されたものの一部からご寄附いただくというプランです。「れこると大須」さんからは2021年度の支猿プランによりたくさんのサツマイモをご寄附いただき、2022年度も収穫後にご寄附いただける予定です。11月に実施予定の収穫が楽しみです! >>詳しくはこちら [2022.10.21 附属動物園部より]
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10/13(木)~10/15/(土)の日程で、笹ヶ峰ニホンザル調査に行ってきました。運よく全日ニホンザルを観察することができました。 季節が違うと当然笹ヶ峰の森の様子も違い、今回はきれいに紅葉し地面にはミズナラのドングリがゴロゴロと転がっていました。 写真のサルは木の上の方でヤマブドウの実を見つけたところ。この後一通り食べて群れで森の奥へ消えていきました。 翌日は直前まで観察していたサルたちが木から降りたとたんに物音ひとつ聞こえなくなり、全方位捜索したのですがその後は見つからず、野生動物観察の難しさを実感することになりました。 >>笹ヶ峰ニホンザル調査のページへ [2022.10.21 附属動物園部 星野智紀より]
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2022年10月2日、シルバールトンの国内最後の個体バルカン♂が亡くなりました。享年21歳でした。
JMCでは1972年から始まったシルバールトンの50年の飼育史が終わりました。 他園館にブリーディングローンでの貸し出しなどもしていましたが、バルカンが生まれた2001年以降は死産流産が多く、繁殖がすすみませんでした。2002年に生まれたテラ♂も今年の8月5日に亡くなりました。バルカンとテラは雄同士で、初めは仲が悪かったですが、同居するとドンドン親密な関係になり、程よいパワーバランスがとれた2頭でした。バルカンが亡くなった原因は慢性的な腸炎。テラの死因も急性腸炎でした。野生動物の飼育の難しさを改めて実感しました。来園者のみなさまから花や野菜のお供えが届き、感謝と励ましの言葉を頂きました。バルカン、テラ、ありがとう。私の心にも生き続けていきます。 >>Web霊長類図鑑のシルバールトンのページへ [2022.10.3 附属動物園部 坂口真悟より]
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宝くじ協会の助成でリスザルの島のデッキが新しくなりました。ボロボロだった木製デッキがアルミ樹脂製にかわり、半永久的にきれいで安全な状態で使うことができます。 バリアフリーの環境が整ったことで、あらゆる年代の多くのみなさまに、楽しく安全にリスザルの島でボリビアリスザルたちを観察していただけるようになりました。ぜひ観に来てください! 【リスザルの島オープン時間】 午前:11:00~12:00 午後:13:00~14:00 [2022.9.20 事務部 今井由香より]
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2021年12月の「燗猿」からはじまった澤田酒造さんとのご猿(縁)ですが、今回で3弾目です! 秋限定「若水純米冷やおろし」のコラボラベル「猿結び」(720ml)を9月3日から限定販売します。 また、今回は澤田酒造とモンキーセンターの縁を結んだ手ぬぐいを、このラベルの絵柄で作りました。 「猿結び」と「コラボ手ぬぐい」をご購入で、手ぬぐいで猿結びをギフト用にラッピングいたします。 コロナ禍でなかなか会えない大切な方、ご猿(縁)を結びたい方への贈り物にいかがでしょう? (写真は「ハクロウ秋の蔵まつり」会場にて) 澤田酒造通販サイトでもご購入いただけます(期間&数量限定) >「猿結び」 >「手ぬぐい」 [2022.9.12 チーム泥酔より]
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お待たせしました!
事情により当初の予定より開始が遅れましたが、特別展「飼育員展
~あこがれのおしごと、のぞいてみよう~」をスタートしました。今回のコンセプトは「飼育員」そのものを展示することとしました。飼育員を目指す若者たちにも、動物園ファンの方々にも、これから動物園を知っていくみなさんにも、楽しんでいただけると思います。 >>特別展のページへ [2022.9.9 附属動物園部兼学術部 綿貫宏史朗より]
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今年の3月に「猿JOY!感謝祭!」で開催し大好評だった「JMCクリエーターズマーケット」を、10/16(日)と10/17(月)に再び開催します! 手作りのグッズをモンキーセンターで販売してみませんか? ニッチなクリエーターさん大募集中ですので、ぜひご参加ください。 詳しい要項はこちらからご確認いただけます。 >>JMC クリエーターズマーケット「猿日~EN-niche (エンニッチ)~」出店要項へ [2022.9.8 担当より]
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7巻からデザインリニューアルした「モンキー」の2冊目を発刊しました! 今号の表紙と特集グラビアはリーフイーター。寄稿記事「コロブスの消化器官研究」や日本モンキーセンターだより「リーフフェスティバルを実施して」でもリーフイーターを取り上げています。 新連載の第2回はタイのカニクイザルとネパールのユキヒョウの話題。 頒価1冊500円、年間4冊の定期購読は2,000円(送料込み)です。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2022.9.1 学術部 赤見理恵より]
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ペット目的の密輸が問題となっているスローロリスやショウガラゴ。
WWFジャパンによるキャンペーン「飼育員さんだけが知ってるあのペットのウラのカオ」では、このような動物たちの”ウラのカオ”を動物園の飼育員が紹介し、ペット利用の見直しを求めています。
日本モンキーセンターもこのキャンペーンに賛同しています。 >>霊長類各種のページへ ショウガラゴ/ スローロリス/ コモンマーモセット >>WWFのキャンペン記事へ [2022.8.32 学術部より]
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JMCが所蔵する霊長類標本を使った実施した連携研究の成果が、Science誌に発表されました。これは京都大学ヒト行動進化研究センターの西村剛准教授のグループの研究で、音声を発するのに重要である声帯の形態進化についての研究です。解剖学や神経科学、コンピューターシミュレーションなどから、霊長類の声帯が複雑な形態をしていて、多様な音声を作るのに適していること、一方でヒトの声帯は単純な形態をしていることで、安定した音声を作るのに適していることなどを明らかにしたものです。JMCの標本は、霊長類の声帯の解剖学的特徴を明らかにするために用いられました。JMC所蔵資料がヒトの進化を知る研究の一助になったものです。 Nishimura, T. et al. (2022). Evolutionary loss of complexity in human vocal anatomy as an adaptation for speech (ヒトの声帯形態における複雑性の進化的欠損とその音声言語への適応). Science, Vol 377: 760-763. >>掲載論文へのリンク(英語) [2022.8.14 学術部 新宅勇太より]
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このたび、日本モンキーセンター職員のパソコン1台がマルウェア「Emotet」に感染し、当該パソコンに保存されていたメールアカウント情報が漏えいしたことが原因と考えられる大量のメールが送信されていたことが判明しました。 日本モンキーセンター職員のメールアドレス(***@j-monkey.jp)から届いたメールや、日本モンキーセンターの職員を差出人名とする不審なメールにつきましては、添付ファイル並びにメール内に記載のweb ページへのリンク等を開かないようお願いいたします。 日本モンキーセンターではすでにマルウェアの駆除等を実施し、メールの不正送信は停止しております。 不審なメールを受け取った皆様には、多大なご迷惑とご心配をお掛けすることとなり、深くお詫び申し上げます。 日本モンキーセンターとしては、この事態を重く受け止め、全構成員に対して改めてマルウェアに関する注意喚起を行い、再発防止の処置を講じてまいります。 [2022.6.16 公益財団法人日本モンキーセンター所長 伊谷原一より]
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雑誌「モンキー」は、より読みやすい誌面を目指して、7巻1号から誌面デザインを一新しました。 今号から巻頭に特集グラビアが登場。また、「タイ王国を巡る」、「ワイワイワイルドライフ」、「日本モンキーセンターだより」の3本の新連載が始まりました。 頒価1冊500円、年間4冊の定期購読は2,000円(送料込み)です。 新生「モンキー」を、引き続きよろしくお願いします。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2022.6.2 学術部 高野智より]
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リスザルの島にある木製のデッキをこの夏完全リニューアルすることになりました。
日本宝くじ協会様の助成金が採択され、木製デッキから永く使える樹脂木アルミデッキに
生まれ変わります!
そのリニューアル工事のため、一時的にリスザルの島を閉鎖をいたします。 期間:7/11(月)~8/10(水) ※ボリビアリスザルは南米館でもご覧いただけます ご迷惑をおかけいたしますが、より安心安全な施設となりますので 楽しみにお待ちください。 [2022.5.22 事務部より]
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【8/6(土)追記】8/11(木・祝)にオープン予定でしたが、工期延長のため誠に勝手ながらオープンを8/13(土)に延期させていただきます。みなさまには大変ご迷惑をおかけいたします。ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 |
5月21日(土)の開園前に、日本モンキーセンター友の会の会員ボランティアによる環境整備作業を実施しました。 ときおり小雨の降るあいにくの天気でしたが、32名の会員が集まりました。 ビジターセンター周辺を中心に草引きをおこない、1時間の作業で荒れていた園地がずいぶん整いました。 みなさまのご協力に感謝いたします。 植栽の整備作業には終わりがありません。 引き続きみなさまのご支猿をお願い申し上げます。 [2022.5.21 公益財団法人日本モンキーセンターより]
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5月よりリスザルの島・Waoランドのオープン時間を以下のとおり変更させていただきます。 平日 リスザルの島:11:00~12:00、13:00~14:00 Waoランド:11:00~12:00、13:30~14:30 土日祝 リスザルの島:11:00~12:00、13:00~14:00 Waoランド:11:00~12:00、13:30~15:00 上記以外の時間でも、ボリビアリスザルは島の外から、または南米館屋外展示にて、ワオキツネザルはマダガスカル館やWaoランドminiにてご覧いただけます。 なお、天候等により上記時間が変更となる場合もございます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 [2022.5.1 附属動物園部より]
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4/29(金)より南米館・室内ホールの観覧を再開いたします。室内ホール内は定期的に換気をおこなっております。マスク着用や手指消毒にご協力ください。
感染拡大状況や室内ホール内の混雑具合により予告なく観覧をお休みまたは入場制限をさせていただく場合があります。あらかじめご了承ください。
みなさまのご来猿を心よりお待ちしております。
[2022.4.28 附属動物園部 南米館担当より]
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3月に引き続き4月もリスザルの島・Waoランドのオープン時間を以下のとおり変更させていただきます。
平日 リスザルの島:4/7までクローズ、4/8以降11:00~12:00、13:00~14:00 Waoランド:11:00~12:00、13:30~14:30 土日祝 リスザルの島:11:00~12:00、13:00~14:00 Waoランド:11:00~12:00、13:30~15:00 上記以外の時間でも、ボリビアリスザルは島の外から、または南米館屋外展示にて、 ワオキツネザルはマダガスカル館やWaoランドminiにてご覧いただけます。 なお、天候等により上記時間が変更となる場合もございます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 [2022.4.3 附属動物園部より]
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春の特別展「猿画に映すイメージ」が始まりました。
今回は古い霊長類図譜から、錦絵、そして最近のスタッフのイラストまで、さまざまな「猿の絵」を並べました。
森狙仙の写実画、鳥獣人物戯画のコミカルな描写、ユーモラスな大津絵に込められた皮肉など、さまざまなイメージをもとに描かれた、多彩な表情をお楽しみください。
[2022.3.19 学術部 新宅勇太より]
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今号では、昨年9月の京大モンキー日曜サロンでご講演いただいた大阪大学の大塚先生に、野生ゴリラの調査についてご寄稿いただきました。表紙も野生のゴリラ! この世界情勢でなかなか海外に出かけて野生動物を見られない状況が続くなか、ますます思いがつのります。 また、雑誌「モンキー」は7巻よりリニューアル予定のため、いくつかの連載が最終回を迎えました。今後の刊行もお楽しみに! (トラブルが重なり、普段よりもすこし発刊が遅れました。編集委員一同、心よりお詫び申し上げます。) >>雑誌「モンキー」のページへ [2022.3.17 学術部 綿貫宏史朗より]
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日本モンキーセンターでもお馴染みのアビシニアコロブスが、アフリカの野生環境において主要とする食物である葉っぱを、どのような基準で選んでいるかを明らかにしました。 私たちは、ウガンダのカリンズ森林において、30ヶ月におよぶコロブスたちの行動観察(合計4308時間)と植生調査を行いました。その中で、コロブスたちが食べることに費やす時間の87%が若葉であり、カリンズのコロブスたちは、極めて葉食性が高いことが分かりました。実際によく食べられた上位の16種の若葉と(全採食時間の97%を占めている)、調査地に最もよく生えている植物種で、しかもコロブスたちが食べなかった10種の若葉を採集し、栄養成分、固さ、消化効率、そして資源量などを総合的に分析しました。その結果、コロブスたちが食べた若葉と、食べなかった若葉という比較的大雑把な比較では、その選択性に際立った傾向は見出せませんでした。一方で、よく食べた若葉について、より詳細な分析をしたところ、タンパク質がより多く含まれ、柔らかく、消化効率の高い樹種の若葉ほど、コロブスたちはより長い時間を費やして採食していることが明らかとなりました。 >>論文のページへ(英語) [2022.3.16 アドバイザー 松田一希より]
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2/24(木)、南米館でくらすピグミーマーモセット♂スミスが亡くなりました。
死因は胸水貯留による呼吸不全で、16歳でした。 いつも止まり木の陰からこちらを覗いているクリクリの目が印象的でした。 モンキーセンターで飼育しているピグミーマーモセットはスミスが最後の1頭でした。 みなさまスミスをかわいがってくださりありがとうございました。 [2022.3.7 附属動物園部 寺尾由美子より]
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動物たちの健康管理等のため、2月に引き続き3月もリスザルの島・Waoランドのオープン時間を以下のとおり変更させていただきます。 平日 リスザルの島:基本的にクローズ ※一時的にオープンする場合は園内放送でご案内します Waoランド:11:00~12:00、13:30~14:30 土日祝 リスザルの島:11:00~12:00、13:00~14:00 Waoランド:11:00~12:00、13:30~15:00 上記以外の時間でも、ボリビアリスザルは島の外から、または南米館屋外展示にて、ワオキツネザルはマダガスカル館やWaoランドminiにてご覧いただけます。 なお、天候等により上記時間が変更となる場合もございます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 [2022.3.3 附属動物園部より]
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コロブス類はアフロユーラシア大陸に生息する霊長類で、行動、生態、社会性に驚くべき多様性を持っています。
長い尾と毛色の多様さに加え、ウシなどの草食動物に類似した3~4つにくびれた複胃が特徴的な、
中型の樹上性霊長類です。
熱帯雨林、山地林、マングローブやサバンナなどの様々な環境に生息し、
この20年間で、コロブス類に対する理解は飛躍的に深まりました。
本書では、コロブス類の行動、生態、社会の特徴、保全状況など、最新の研究を包括的に紹介しています。
>>出版社のサイト内の書籍紹介ページへ(英語) [2022.3.3 アドバイザー 松田一希より]
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2/22(火)~2/24(木)の日程で、笹ヶ峰ニホンザル調査を実施しました。
しかし今回は笹ヶ峰まで入れず、サルを見つけることはできませんでした。 今年は雪がとても多く、積雪深は4m以上。 そのため雪上車は出せず、山スキーだけでかんばりました。 右の写真は、やっと笹ヶ峰を見渡せる場所まで来たところ。 しかしこの先は暴風と雪崩の危険で、進むことができませんでした。 こんな中、サルたちはどのように過ごしているのでしょう。 調査の難しさを実感するとともに、この豪雪を生き抜くサルたちの強さを、もっと知りたいと思いました。 ※トヨタ自動車株式会社のトヨタ環境活動助成プログラムのご支援をうけて出張しました。 [2022.2.27 学術部 赤見理恵より]
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豪雪で知られる石川県の白山で、ニホンザル調査に参加してきました! 白山ではなんと1964年から、毎年冬に調査がおこなわれています。 これを始めたのが、当時日本モンキーセンターの研究員だった伊沢先生です。 今年の調査は2/13(日)~20(日)の期間、感染症対策の上、赤見が5日間、辻内が3日間参加しました。 今年は雪がとても多く、かんじきを履いても膝より上まである雪をラッセルしながら進むのは大変! でも雪があるからこそ、谷を隔てた対岸のサルを見つけることができるのです。 思い思いに枝先の冬芽や樹皮を食べるサルたちの姿は、とても印象的でした。 ※科学研究費助成事業 基盤研究(C)(JSPS- 19K02721)の助成をうけて出張しました。 [2022.2.19 学術部 赤見理恵より]
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みなさまからのご寄附のおかげで、おでかけタマリンの拡張工事をできることになりました! そのた『めおでかけタマリン』は当面展示をお休みさせていただきます。 拡張工事が終了したらアカテタマリンだけでなくワタボウシタマリンやマーモセットたちも屋外で日の光を浴びることができます♪ 完成をお楽しみに♪ [2022.2.11 附属動物園部 寺尾由美子より]
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動物たちの健康管理等のため、2月のリスザルの島・Waoランドのオープン時間を以下のとおり変更させていただきます。 平日 リスザルの島:基本的にクローズ ※一時的にオープンする場合は園内放送でご案内します Waoランド:11:00~12:00、13:30~14:30 土日祝 リスザルの島:11:00~12:00、13:00~14:00 Waoランド:11:00~12:00、13:30~15:00 上記以外の時間でも、ボリビアリスザルは島の外から、または南米館屋外展示にて、ワオキツネザルはマダガスカル館やWaoランドminiにてご覧いただけます。 なお、天候等により上記時間が変更となる場合もございます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 [2022.2.10 附属動物園部より]
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コロブス類は、アジア・アフリカに広く分布している霊長類です。この分類群の大きな特徴は胃の構造です。コロブス類は、ウシやシカなどに似た、3-4つにくびれた胃(複胃)をもっています。その特別な胃に共生する無数の微生物の発酵活動を利用して、コロブス類のサルたちは、葉に多く含まれる繊維を分解し、活動エネルギーを得ています。私たちは、60年以上の長きに渡り、JMCで蓄積されてきた140個体以上(全11種)のコロブス類の臓器液浸標本を用い、消化器官の大きさの個体差や種間差、また、胃のくびれかた(3室または、4室)に着目した解剖学的調査を行いました。過去の文献では、胃のくびれ数に一貫性がなかった種などもあり(ハヌマンラングールなど)、本研究により改めて室数を確定しました。また、消化器官の成長過程を定量的に分析し、複胃の肥大成長が、乳児期に急激に生じていることを明らかにしました。これは、ウシなどの全く異なる分類群の複胃の成長過程とも類似する興味深い成果です。加えて、体重を考慮しても3室よりも4室の複胃の方がその容量が大きい可能性を示し、野生において4室タイプの種でなぜ高い葉食適応が見られるのかを裏付ける解剖学的な知見を得ました。 Matsuda, I., Takano, T., Shintaku, Y., & Clauss, M. (2022). Gastrointestinal morphology and ontogeny of foregut-fermenting primates. American Journal of Biological Anthropology, 1-13. https://doi.org/10.1002/ajpa.24476 >>掲載論文へのリンク(英語) [2022.1.27 アドバイザー 松田一希、学術部 高野智・新宅勇太より]
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今年度3/5(土)、3/6(日)の猿JOY!感謝祭!では、JMCクリエーターズマーケットを企画しています。 霊長類に限らず、手作りのグッズをモンキーセンターで販売してみませんか? ニッチなクリエーターさん大募集中ですので、ぜひご参加ください。 詳しい要項はこちらからご確認いただけます。 >>JMC クリエーターズマーケット「猿日~EN-niche (エンニッチ)~」出店要項へ [2022.1.13 猿JOY!感謝祭!担当より]
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日本モンキーセンターのミュージアムグッズ「霊長類骨格手ぬぐい」がきっかけとなって、愛知県常滑市の酒蔵「澤田酒造株式会社」とのコラボが実現しました。澤田酒造の副社長が仕込みの際に手ぬぐいを愛用しており、テレビのニュースで紹介されているときに骨手ぬぐいを着用していたのが偶然モンキーセンターのスタッフの目にとまって生まれた不思議なご縁。 そのコラボ第1弾として、澤田酒造の本醸造酒「白老 からから」の特別ラベル「燗猿(かんざる)」を12月22日の冬至から100本限定で販売します。燗をつけるのに向いた、しっかしとした味わいのお酒です。お見逃しなく。 [2021.12.23 学術部 高野智より]
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今号では、開催中の特別展「妙高高原のスノーモンキー」に合わせて静岡大学の杉山先生に笹ヶ峰のフィールドについて寄稿していただきました。また、早川アドバイザーによるリスザルの島での研究成果や、京大モンキーキャンパスの第3回で登壇いただいた安田佳弘さんの記事など、バラエティに富んだラインアップとなっています。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2021.12.1 学術部 高野智より]
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京都市動物園と日本モンキーセンターが共同で制作したマンガ「守ろう地球の仲間たちースローロリス編ー」を、誰でもどこでも読めるように、Webページで公開しました! かわいい動物をペットにしたい、かわいい動物の画像をシェアしたい! それは、動物たちにとっても「イイネ!」と言えるでしょうか。 マンガは以下よりご覧ください。 >>京都市動物園Webサイト内のページへ ※学校の教材としてご活用いただける先生には、1クラス1冊を上限に、冊子をお分けしています。先着約50部です。ご来園時に園内のビジターセンターでお声がけください。(郵送等はおこなっておりません) [2021.10.29 学術部 赤見理恵より]
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2021年5月14日、日本における霊長類学のパイオニアの1人で、日本モンキーセンターの設立とその後の活動にご尽力された、河合雅雄先生が逝去されました。
追悼記事を掲載したモンキー6巻2号の発行、そして10月17日のモンキーセンター創立記念日に合わせ、このたび河合先生の足跡を紹介するコーナーをビジターセンター内に作りました。
幸島のニホンザルの文化的行動の観察やアフリカでのフィールドワークを、数々の出版物でたどります。ぜひご覧ください。
[2021.10.15 学術部 新宅勇太より]
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コロブス亜科に分類されるサルは胃が複数の部屋にわかれています。複数にわかれた胃のうちの1室にバクテリアを共生させ、消化しにくい葉から栄養を摂取していることから、葉食に特化した「リーフイーター」と呼ばれています。しかし同じリーフイーターの中でも、胃が3つの部屋(3室)に分かれていたり(例:シルバールトン)、4つの部屋(4室)に分かれていたりします(例:テングザル)。今回、胃の部屋数が異なる「リーフイーター」で消化率(食べた栄養素をどれだけ体内に吸収できたか)に差があるのか調査しました。その結果、同じリーフイーターでも4室の種のほうが、より高い繊維成分の消化能力を持つことが示唆されました。 本研究は岐阜大学動物栄養学研究室の星野智氏、よこはま動物園ズーラシア、アドバイザーの松田氏との共同研究の成果です。 >>岐阜大学動物栄養学研究室のページへ >>論文掲載ページへ(英文) [2021.10.3 附属動物園部 舟橋昴より]
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非公開の“スローロリス保全センター”では、密輸から保護されたロリスたちの福祉向上や学術研究に取り組んでいます。
今年の1月にはオスたちの同居の試みと成果が論文として発表されましたが、今回はその続きとなる、メスのグループ飼育とそれによる行動変化についての論文の発表です。レッサースローロリスのメスは飼育下では「ひとりよりも、みんなでいたい(ようだ)」という結果となりました。 スローロリス保全センターのセンター長(非公認)としてこれからも福祉や研究を盛り上げていきますので、スローロリスのことも忘れずに応猿をお願いします。 >>スローロリス保全センター「研究情報」ページへ [2021.9.26 学術部 綿貫宏史朗より]
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わたしの獣医師としての活動のほぼほぼすべてが日本モンキーセンターにおけるものです。入所後手取り足取り指導していただいた諸先輩方、日々の診療を助けていただいたスタッフ各位、そして何より当センターの運営を物心両面でご支援いただいた多くの方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございました。 所属する愛知県獣医師会のホームページをご紹介させていただきます。獣医師の仕事や獣医師会の活動についても関心をもっていただければ幸いです。 >>公益社団法人愛知県獣医師会のホームページへ [2021.9.22 附属動物園部 木村直人より]
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9/18(土)、特別展「妙高高原のスノーモンキー ~冬の笹ヶ峰でニホンザルをさがす~」がオープンしました!
スノーモンキーとも呼ばれるニホンザル。この特別展ではとくに積雪期のくらしとその調査にフォーカスして紹介します。長期調査がおこなわれてきた下北、地獄谷、白山などの情報も交えつつ、最近私たちが始めた妙高高原笹ヶ峰地域での調査を紹介。山スキーやドローンなどを活用しながらすすめている、現在進行中の調査の様子をぜひご覧ください。
>>笹ヶ峰ニホンザル調査のページへ [2021.9.18 学術部 赤見理恵より]
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今年の5/21に、モンキーセンターの創設メンバーであり、元所長も務められた河合雅雄先生が逝去されました。
今号の「モンキー」では、河合先生の追悼企画として、
河合先生への思い出や関わりの深い内容の記事を多く集めています。
日本の霊長類学の発展の歴史について知るとともに、
河合先生の、温かくも強い信念のあるお人柄を感じることのできる1冊となりました。
>>雑誌「モンキー」のページへ [2021.9.5 学術部 綿貫宏史朗より]
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日本人にとって「旨味」はとても大事です。昆布だしや鰹だしのことです。
「旨味」の感覚が、霊長類の進化で大事な役割を果たしている
ということが明らかになりました。 昆布だしの正体はグルタミン酸。鰹だしの正体はイノシン酸です。 モンキーセンターのリスザルの島のリスザルに舐めてもらったところ、 なんとグルタミン酸には全く好みを示さず、イノシン酸ばかりを好みました。 イノシン酸はリスザルたちが大好きな昆虫にもよく含まれているためです。 一方で、ヒトや類人猿などは、昆虫よりも葉をよく食べるようになり、 葉にも含まれるグルタミン酸に旨味を感じるように進化したようです。 霊長類の味覚の進化に関する大発見となりました。 明治大学の戸田安香博士と、アドバイザーの早川らの連携研究成果です。 >>北海道大学(早川の所属)内の紹介ページへ [2021.8.30 アドバイザー 早川卓志より]
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なかの真実さんが描かれた「さるのかお」のページを監修させていただいた、
福音館書店の「いきものづくし ものづくし6巻」が2021年8月5日に発売されました。
2018年の秋にお話しをいただき、やっと発売です! 縦38cm、横62cmと大きな見開きページにずらりと並んだ霊長類の顔は圧巻です。 「さるのかお」なので、ヒトのような首がない霊長類を顔だけにしなくてはいけません。 どこまでを顔として描いてもらうか、キュレーターの新宅さんと一緒にとても悩みました。 また、なかのさんや編集担当さんには私たちが納得いくまで、何度も細かな修正、 描き直しに付き合っていただき、感謝いたします。 そんなたくさんの苦労が詰まった絵本はビジターセンター内ショップでも販売中です。 [2021.8.11 学術部 江藤彩子より]
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8/1(日)に、希望するスタッフ全員の新型コロナウイルスワクチン接種を終えました! 名古屋港水族館のご厚意で、職域接種を一緒に受けさせていたきました。 名古屋港水族館内の接種会場では、徹底された感染対策とスムーズで手厚い運営に、 安心して接種を受けさせていただき、スタッフ一同とても感謝しています。 多くの霊長類は、ヒトと同じように新型コロナウイルスに感染するリスクがあります。 飼育する動物たちや、ご来園くださるみなさまの安全のため、今後も感染対策を続けてまいります。 [2021.8.3 事務部長 林美里より]
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本日、ミナミブタオザルのアジャリ♀が長野県にある須坂市動物園に搬出されました。 須坂市動物園にはもともと日本モンキーセンターで生まれ育ったストロベリー♀がいて、その個体と一緒にくらす予定となっております。 新しい場所でも元気に仲良くすごせることを心から願っています。また会いに行きます! [2021.7.30 附属動物園部 根本慧より]
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犬山市立城東小学校のみなさんから、飼料費として131,055円のご寄附をいただきました。 理科の学習「モンキーワーク」で来園した4年生が、モンキーセンターが飼料費に困っていることをニュースで知り、募金を呼びかけてくれました。 校長先生から受け取った、小学校や近隣のみなさんの善意が詰まった箱はずしりと重く、児童のみなさんの努力がしのばれます。 いただいたご寄附は動物たちの飼料費として役立てさせていただきます。 ありがとうございました。 [2021.7.19 学術部 高野智より]
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6/16(水)はシロテテナガザルのキュータロウ&ジェシカの同居記念日でした! そこで今回キュータロウ&ジェシカのグッズ販売と、テナガザルグッズの販売をスタートしました! 大人から子どもまで使いやすいシンプルな刺繍デザインと、3種のテナガザルがブラキエーションしている 手ぬぐいがとってもかわいいです! 期間限定で通販でも取り扱っておりますので遠方の方も是非ご検討ください♪ >>通販ページへ [2021.6.24 事務部 安倍由里香より]
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5/30(日)にボリビアリスザルの赤ちゃんがさらにもう1頭生まれました! 母親はハロ。産むのはいつになるかと首を長くして待ち、30日に出産となりました。 今のところハロも赤ちゃんも元気に過ごしています! ご来猿された際にはぜひリスザルの島で26日に産まれた赤ちゃん含め、2頭の赤ちゃんたちにも会いに来てくださいね。 [2021.6.13 附属動物園部 土性亮賀より]
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雑誌モンキーが復刊して6年目に突入しました。表紙は南米にくらすキンガオサキです。
盛りだくさんの連載記事のほか、新型コロナウイルスの影響からも最近注目されている「ワンヘルス」についての記事も掲載しています。 そして今号から、キュレーターによる2つの短編連載「世界の霊長類」「収蔵資料めぐり」が始まりました。こちらもどうぞお楽しみください。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2021.6.2 学術部 新宅勇太より]
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日本モンキーセンターでは、学校と連携してさまざまな教育プログラムを開発してきましたが、このたび犬山市の小中学校の先生方と共同で作ってきた教材の一部を「犬山市の小中学校と連携して開拓した学び」として公開しました。 教育関係者以外の方にも注目してほしいのが「3D骨格標本」です。ビジターセンターで展示されている、あの骨格標本たちが3Dデータになりました。ぜひ画面上でぐりぐり回して楽しんでみてください。 >>「犬山市の小中学校と連携して開拓した学び」のページへ [2021.5.30 学術部 高野智より]
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5/26(水)にリスザルの島のボリビアリスザルで1頭出産がありました!僕が担当になった2017年にようやく1歳になったハスがもうお母さんになるなんて……時の流れをひしひしと感じます。 初産なので油断はできませんが、元気に育ってくれることを願っています! みなさんもリスザルの島に来た際には是非温かく見守ってあげてくださいね [2021.5.28 附属動物園部 土性亮賀より]
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2019年から始まったクラウドファンディング「バックヤード改善計画」は、みなさまからの多大なるご協力のもと、
ついにひとつの実を結びました!
太陽の下で運動できる「おひさまエリア」と介護もできる「多目的ルーム」が完成しました!!
本当にありがとうございます! 詳しい内装はあらためてご紹介させていただきますが、スタッフ大満足の出来です♪ 今後はスタッフたちで微調整をして、順次動物たちを移動させていきます! [2021.5.6 附属動物園部 藤森唯より]
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3/27(土)にシロテテナガザルのジャック♂が福岡市動物園へお引越ししました。今後、福岡市動物園での繁殖に取り組みます。 少し寂しくなりましたが、彼が新天地で元気に健やかに暮らせることを祈ってます。みなさま、これからもジャックの応猿よろしくお願いします。 [2021.3.29 附属動物園部 石田崇斗より]
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特別展「三猿博」にあわせて、モンキーセンターオリジナルの三猿の手ぬぐいができました! よ~く見てみると「見ざる、聞かざる、言わざる」の中に逆のかっこうをしたサルたちがいます。また、「三猿」は日本だけの文化ではありませんので、ニホンザル以外にシシオザル、カニクイザル、トクモンキーもこっそり混ぜました。この1枚にいろいろな「三猿」を盛りこみ、三猿コレクターにもご満足いただけるグッズになったと思います。ビジターセンター内ショップで特別展期間限定販売です。 [2021.3.21 学術部 江藤彩子より]
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3/20(土)より特別展「三猿博」がスタートしました。 日光東照宮でおなじみの「見ざる・聞かざる・言わざる」ですが、日本だけでなく世界各地でも作られています。 今回の特別展では国内外から収集された三猿の人形や三猿と関係する資料、約200点を一堂に展示しています。 一口に三猿といってもその表情はさまざまです。ぜひお気に入りの三猿を探してみてください!会期は5/17(月)までです。 [2021.3.19 学術部 新宅勇太より]
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くすのきの森ですごしていたスペングラーヤマガメのマクベスとターニャが札幌市円山動物園へ引っ越しました。
新天地での活躍を祈っています!
[2021.3.8 附属動物園部 田中ちぐさより]
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今号はジェフロイクモザルのレイコ・レイチェル・レーズンが表紙です。
彼らの行動研究をおこなった高校生たちによる記事を掲載しています。
カメルーン熱帯雨林における野生動物マネジメントのための取り組みやチンパンジーのショー利用の問題点など、
みなさまにも深く知っていただくきっかけになれば幸いです。
ヒトとチンパンジーの子どもの発達、ゴリラの子どもの成長についてのお話、
2020年イグノーベル賞受賞で話題となったワニのヘリウム音声実験についての記事などもぜひお楽しみください。
>>雑誌「モンキー」のページへ [2021.3.1 学術部 田和優子より]
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3/6(土)にサロンを開設予定です。
サロンでは飼育員が書いたブログのなかで、動物たちの様子や日々の飼育作業における試行錯誤、新企画・新商品開発などの様子をSNSより詳細にお届けします。交流会やLive配信も予定しています。
離れていてもより身近に!存分に猿分の補給をしていただけると思いますので、是非お楽しみに! ◇日本モンキーセンターオンラインサロン【猿分補給】◇ 開設日:2021/3/6(土) 月額:1,000円 >>詳細はこちら ※3/6(土)0:00 開設しました! [2021.2.26 附属動物園部 奥村文彦より]
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気まぐれで生まれたモノクロイラストシリーズが商品化することになりました! ミュージアムショップと通販でお買い求めいただけます。 「売れ残り怖い」メンタルなので数量限定販売となります。 >>通販サイトはこちら [2021.2.22 附属動物園部 阿野隆平より]
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レンタル農園でサツマイモ作り体験して、収穫できすぎた分はモンキーセンターにお届け! そんな素敵なサービスを『れこると大須』さんが始めてくださいました! おイモは届けたいけれど農園にいけない方のための支猿プランもあります! >>サツマイモでご支猿プロジェクトのページへ [2021.2.22 附属動物園部 鏡味芳宏より]
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アメリカ・テキサス州にある霊長類を中心としたサンクチュアリ「Primarily Primates」で、大寒波の到来により、チンパンジーを含む多くの霊長類が危機にさらされている、とのニュースがありました。 飼育下霊長類の福祉向上に取り組む施設として、モンキーセンターも他人事ではありません。 下部のPrimarily Primatesのサイトには、寄附の方法も紹介されています。 遠く離れた施設ではありますが、ぜひ関心を向けていただけますと幸いです。 >>CNNのニュースページへ(日本語) >>Primarily Primatesのサイトへ(英語) [2021.2.19 所長 伊谷原一より]
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次なるパンデミックを防ごうと、「ワンヘルス(One Health)」の考え方が注目されています。 「ワンヘルス(One Health)」とは、「人」「動物」「生態系」の健康をひとつと捉え、それぞれがバランスよく健全にあるべきとする考え方のこと。スローロリス保全センターの活動にも通じるため、日本モンキーセンターもこの宣言に賛同することにいたしました。 動物や生態系の“健康”が、私たちの健康にもつながっていることを知っていただければ幸いです。 >>ワンヘルス共同宣言のサイトへ [2021.2.14 学術部 赤見理恵より]
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この度、2016年から続けてきた“スローロリス保全センター”のロリスたちの同居の試みと成果が論文になりました。 紆余曲折、試行錯誤ある中で仲良くなっていくロリスたちは見ていて尊く感じられる存在です。 皆様どうぞロリスの世界に来てみてください。 入口はこちらから→ (スローロリス保全センターのサイトへ) [2021.1.28 附属動物園部 根本慧より]
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オーストラリアに生息するカモノハシとハリモグラをご存知でしょうか?
サルの仲間(霊長類)からもっとも遠い哺乳類です。
なんと、鳥や爬虫類のように、卵を産みます。
でも、母乳で赤ん坊を育てます。不思議な存在です。 そんな不思議なカモノハシとハリモグラのゲノムを解読するプロジェクトに参加し、 そんな不思議な生態の遺伝的背景を解明しました。 お母さんの子宮の中で胎盤から栄養をもらって育ち、 生まれたあとはお乳で成長するという、霊長類では当たり前の性質が、 どのように進化したかを探る重要な知見となりました。 >>北海道大学のサイトへ(日本語) >>掲載論文のサイトへ(英語) [2021.1.19 アドバイザー 早川卓志より]
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1/13(水)に社内研修の一環として、ハラスメント講習会を実施いたしました。
今年度は厚生労働省がおこなっているハラスメント対策専門家派遣事業から講師の先生を派遣していただきました。 年々法律が更新されており、私たちを取り巻く環境は変化しています。 感染症対策をしながらの実施となりましたが、改めて社会や組織の一員として気をつけなければならないことを学べる、良い機会になったと思います。 [2021.1.15 ハラスメント相談窓口担当より]
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日頃より様々な方法でJMCを支えてくださっている方々の中には、愛をこじらせている熱狂的なファンも多数存在します。
今回は、そんな愛すべき「こじらせファン」の、もはやアートな域に達している作品たちを展示することにしました。
来年の1/11(月)、ファン感謝祭まで展示予定ですので、どうぞこの機会にご覧ください。
そしてこのほっこりした気持ちをみなさんと共有できればうれしいです。
[2020.12.28 事務部 安倍由里香より]
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今号から中部大学の土田さやかさんの連載がスタートしました。チンチラの腸内細菌のお話です。また、コロナ禍でフィールド研究者たちは海外調査の見直しを余儀なくされており、モンキーの誌面にも影響がではじめました。 現在特別展「タンザニアの精霊・シェタニ ~ふしぎな絵画と彫刻の再来~」で展示しているシェタニたちの所有者である金山さんのマコンデ彫刻の話も掲載されています。モンキーを読んでから特別展を見ると、シェタニたちの印象が変わるかもしれません。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2020.12.2 学術部 江藤彩子より]
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ミュージアムショップに先代のニシゴリラ「木曽太郎」の骨格標本をトレースしてデザインした、メンズソックス(25~27cm)が入荷しました。
ゴリラの足は親指がヒトのものとは違いますので、はみ出た親指はソックスの底面に続いています。 左右対称になるようにデザインされています。左右反対に履いてしまうと変なふうになってしまいますので、ご注意。 靴を脱ぐと、骨まで透けてみえるというビックリを楽しんでください! [2020.11.24 学術部 江藤彩子より]
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テレビ東京系『開運なんでも鑑定団』で鑑定していただいた2点の依頼品、水注と掛軸を3週間の期間限定で展示します。また、土鈴やブリキのおもちゃなど、番組中に登場した資料も並びます。この機会にぜひご覧ください。 会期:2020年11月18日(水)~12月7日(月) 会場:ビジターセンター内 [2020.11.17 学術部 新宅勇太より]
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2020年春に開催した特別展「タンザニアの精霊:シェタニ ~マコンデの彫刻と絵画~」は残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大の影響により会期半ばで幕を下ろしました。
このたび、ここで展示した作品をあらためてご覧いただく機会を作ることができました。春の展示とは少し並び方も変わっています。豊かな想像力から生み出されたふしぎなタンザニアの精霊の世界をお楽しみください。 >>詳細は特別展のページへ [2020.11.14 学術部 新宅勇太より]
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2015年、イロハは真っ白い姿で生まれてきました。最初にその姿を見たときは感動と驚きの両方が押し寄せてきたことを今でも鮮明に覚えています。
その日から観察の毎日でした。
その観察の記録と分析結果が英文学術雑誌に掲載されました。エール、ファンタ、キクマサ、レモン、イエローが生きていた証を残すことができて良かったです。
>>写真&動画入りの解説はこちらから >>Mammal Studyの論文掲載ページへ(英語) [2020.11.9 附属動物園部 根本慧より]
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日本モンキーセンターを応援してくださっている皆様 この度、当センター・スタッフの軽率なツイッター投稿により、多くの方々に不快な思いをさせてしまいました。深くお詫び申し上げます。 スタッフには日頃より明るく楽しみながらも、自律・自立を重んじて職務に取り組むよう指導して参りました。その信念が適切に実現されずにこのような事態を招きましたのは、所長である私の指導力不足と監督不行き届きによるものと深く反省しております。 不適切な投稿をした本人にはすみやかに厳重注意をし、詳細を調査いたしました。その結果、投稿された写真はご来園者様に無断での掲載ではないと確認いたしましたが、添えられた文言によって多くの方々を傷つけた事実に弁解の余地はありません。引き続き相応な処分を検討するとともに、今後二度とこのようなことを起こさない対策を真摯に考え、当センターとしての責任を負ってまいりたいと思います。 当センターではこれまでもハラスメント研修などによる意識教育につとめてまいりました。しかし今回、みなさまからのご指摘により、それが十分に機能していなかったことを教えて頂きました。私も含めスタッフ全員がこの事実を重く受け止め、どなたにも安心してご来園いただける施設であるよう、意識改革や体制の改善に努めることをお誓い申し上げます。 最後に重ねて、心よりお詫び申し上げます。また、この謝罪の掲載に時間がかかりましたことを重ねてお詫び申し上げます。 (公財)日本モンキーセンター所長/動物園長 伊谷 原一 [2020.11.5 公益財団法人日本モンキーセンターより]
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10/28(水)に、シバヤギのサザエさんとアカハライモリ18匹が飯田市立動物園に行きました。
7月にマダガスカルオオゴキブリたちも引っ越したところです。 くすのきの森のアイドル&人気者がいなくなってしまうのは寂しいですが、新天地で元気に活躍してくれることを楽しみにしています♪ >>飼育の部屋の「みんなの行く先」はこちら [2020.10.31 附属動物園部 田中ちぐさより]
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10/27(火)にハイイロウーリーモンキーのアールグレイ♀、ハーブ♀、セイロン♂の3頭がよこはま動物園ズーラシアへお引越ししました。 新しい環境でも仲良く、元気な姿を見せてくれることを期待しています! [2020.10.31 附属動物園部 土性亮賀より]
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10/27(火)にフクロテナガザルの ♂ パパイヤ(10才)が秋田市大森山動物園へお引越ししました。新天地でも力強い歌声を響かせてくれることを期待しています! ※ 今生の別れのような写真ですが、顔はちゃんと笑顔です(笑) [2020.10.28 附属動物園部 石田崇斗より]
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10/24(土)「おでかけタマリン」がオープンいたしました。 今まで南米館の室内でくらしていたアカテタマリンですが、今回初めて本物の太陽の下での生活を手に入れました。アカテタマリンが産まれて初めて外に出てきた時は職員全員が感動して号泣でした。是非みなさまも太陽の下で元気に走り回るアカテタマリンを見に来てください。 [2020.10.27 附属動物園部 根本慧より]
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一般的に霊長類のオスは大きな犬歯を持ち、これが威嚇や闘争に役立っています。
では、大きな鼻をもつテングザルのオスはどうなのでしょう? 今回の研究では、テングザルの「鼻」と「犬歯」について調査をすすめ、意外にも体格が大きく鼻の大きな強いオスほど、犬歯が小さいことを発見しました 今回の研究成果は9月21日付の英科学誌コミュニケーションズ・バイオロジーに掲載されました。 詳しくは、以下の中部大学のページをご覧ください。 >>中部大学の研究紹介ページへ >>Communications Biologyの論文掲載ページへ(英語) [2020.9.25 アドバイザー 松田一希より]
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今号の表紙はジェントルキツネザル。竹を食べる彼らの味覚はどうなっているの?
マダガスカルのキツネザルだけでなく、知床のシャチ、ポルトガルの野生ウマ、リベリアのチンパンジー、そして南アフリカの「奇跡の花園」など、
今号も国内外のフィールドからのレポートが盛りだくさんです。コロナ禍で遠出できない中、ぜひフィールドに行った気分でお楽しみください。
山極館長の「ぼくはこうしてゴリラになった」、竹下景子さんの「今日もOSARU日和」などの連載も好評継続中です!
>>雑誌「モンキー」のページへ [2020.9.1 学術部 赤見理恵より]
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いつもたくさんの支猿をくださっている株式会社フェイスワン様が、今回は十六銀行様と共同で、日本モンキーセンターにご寄附をくださいました。
十六銀行様の商品「じゅうろくSDGs私募債『つながるこころ』」の発行による資金調達手段は地域のさまざまな企業に提供されています。
その私募債の発行に伴い企業が十六銀行様に支払う手数料の一部を活用して、地域の学校や地方公共団体などへ物品や金員の寄贈・寄付をし、
それを通じて、地域企業とともに持続可能な社会の実現につながる活動に取り組んでおられます。
今回、株式会社フェイスワン様がこの事業に伴い、寄贈先として日本モンキーセンターを指定くださいました。
いただいたご寄附は動物たちのより良いくらしのために役立てます。
[2020.7.31 事務部一同より]
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アドバイザーの早川(北海道大学)が、8/22(土)に、
オンラインイベント「語ろう!どうぶつ in 函館~サル編~」を開催します。
函館市熱帯植物園の温泉に入るニホンザルのサル山と中継しながら、
オンラインで参加者と、サル達について、そしてどうぶつ達の未来について、
一緒に語り合います。インターネット上で、どなたでもご参加いただけます。
申し込み受付は、8/1(土) 10:00からです。 >>詳しくはこちらのWebサイトをご覧ください。 (写真提供:函館エコロジークラブ) [2020.7.30 アドバイザー 早川卓志より]
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現在、新型コロナウイルス対策をとりながら部分開園しています。
園内2か所でのエサ販売も、動物たちの安全のため中止していますが、7/11(土)から、エサやりした「つもり寄附 +ish
Donation」をはじめました。
100円のご寄附で、サルたちの食事風景コレクションからお好きなシールを1枚お選びいただけます。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
[2020.7.11 事務部長 林美里より]
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本施設は鹿児島県屋久島町永田に位置し、以下の目的に合致している場合のみ利用可能です。 1. 屋久島での調査研究 2. 屋久島での教育・研修・実習 3. セミナー・ワークショップ・シンポジウム等の開催 観光やレクリエーション目的での利用はできませんが、研修などでぜひご活用ください。 なお、常駐職員がいない施設のため、炊事や洗濯、清掃などは利用者自身でおこなっていただきます。詳細は以下をご覧ください。 >>屋久島研修所のページへ [2020.7.9 所長 伊谷原一より]
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7/4(土)よりビジタ-センター内のミュージアムショップのレジ袋(手提げ付き紙袋)が有料になります。ビニール、手提げ付き紙袋大きさ問わず1枚20円です。
お買い物の際はマイバッグをご持参ください。
また、ショップではエコバッグを1枚200円で販売中です。
[2020.7.4 学術部 江藤彩子より]
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新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていた特別展ですが、6/20(土)よりビジターセンターへの入館が可能となり、
特別展もオープンできることになりました。 今回の主役はニホンカモシカ。実は犬山に昔はいなかったはずの動物です。豊かな里山が広がる犬山ですが、カモシカに限らず近年、野生動物たちの分布が変化しつつあるようです。 そこで今回の特別展では、カモシカをはじめヌートリアやタヌキ、イノシシなどの野生動物を標本や動画で紹介します。またみなさんからの目撃情報も募集します。 >>詳しくは特別展のページへ [2020.6.19 学術部 赤見理恵より]
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雑誌『モンキー』2020年度最初の5巻1号が発刊されました。今号の表紙はコアラ。
昨年、未曽有の森林火災により大きなダメージを受けたオーストラリア・カンガルー島の調査記が掲載されています。 その他にも、日本モンキーセンターの現在のロゴマークがデザインされたときの話、そしてチンパンジーやボノボの研究に関する記事、そして多くの連載も掲載しています。 ぜひお手元でお楽しみください。 >>雑誌「モンキー」のページへ [2020.6.1 学術部 新宅勇太より]
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5/26(火)に、アフリカ館でくらしていたパタスモンキーのヘリオスが千葉市動物公園へ旅立ちました。 元気な兄タイタンと弟シグマに挟まれた3兄弟の真ん中で優しく育ったヘリオスなら、千葉で待っている♀ともきっと仲良くやってくれるはずです。 [2020.5.26 附属動物園部 星野智紀より]
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ご好評いただいてるお弁当にシロテテナガザルのキュータロウが参戦!
トレードマークの「ティ」が忠実に再現されています。
また、わかる人にしかわからないおはぎのセット、その名も「ザルバ様の後ろすがたfeat.ミート」も販売!
これで“御三家”が揃いました!この機会にぜひ、おうちモンキーセンターを満喫ください! 営業時間 : 11:00~14:00 場 所 : 日本モンキーセンターの駐車場 実施期間:5/1(金)~5/15(金) ※基本的に事前注文は受け付けません ※数に限りがあります >>新しいメニューはこちら [2020.5.8 事務部 今井由香より]
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政府による緊急事態宣言の延長を受けて、日本モンキーセンターは5/15(金)まで臨時休園を延長させていただきます。 また、今後の状況によっては臨時休園をさらに延長するばあいもありますので、ご来園前に公式サイトの情報をご確認ください。 お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 なお、オンラインでの情報発信や、ミュージアムショップの通販サイトも継続いたしますので、ぜひご覧ください。 [2020.5.5 公益財団法人日本モンキーセンターより]
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シロテテナガザルのキュータロウがモデルのトートバッグができました!おなじみのポーズをしています。印刷の都合上、目や口など顔を描き込むことができませんでしたが、
ポージングだけでキュータロウと分かるところは、彼のすごいところです。 休園期間中は通販サイトのみでの取り扱いとなります。 >>通販サイトはコチラ [2020.5.5 学術部 江藤彩子より]
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モンキーセンターのトップアイドル“シロガオサキのモップくん”がお弁当になって登場!
そのほかにもおうちピクニックやおうちフェスのお供に最適な屋台飯を各種そろえています。
ドライブスルーで車から降りずにご購入いただけます。 営業時間 : 11:00~14:00 場 所 : 日本モンキーセンターの駐車場 メニュー例:モップくん弁当700円 焼きそば500円など 実施期間:5/1(金)~5/15(金) ※5/6追記 ※基本的に事前注文は受け付けません ※数に限りがあります >>詳しくはメニューをご覧ください [2020.4.30 事務部 今井由香より]
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愛知県の緊急事態宣言を受けて、日本モンキーセンターは4/11(土)から5/6(水)まで臨時休園とさせていただきます。 ご来園を予定されていたお客様には、誠に申し訳ございませんが、ご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 なお、オンラインでの情報発信は継続いたしますので、ぜひご覧ください。 [2020.4.10 公益財団法人日本モンキーセンターより]
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新型コロナウイルス感染症拡大の状況を鑑み、本日から5/6(水)まで、以下の通り追加の対応をとらせていただきます。
>>「新型コロナウイルスへの対応について(2/29掲載)」はこちら [2020.4.9 公益財団法人日本モンキーセンターより]
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※日本の動物園等で飼育されている霊長類の種数は102種類です。(2015年3月31日時点、GAIN調べ。種間雑種その他の分類不明なものは除く。) |